「岡山の文具店といえば?」
と聞かれると岡山の人の多くが名前を挙げるであろう文具店が「うさぎや」です。最新文具から事務用品や懐かしい定番文具まで、幅広く品揃えした大型文具店です。

私もうさぎやが大好きで、月に数回はお店に行ってます。
うさぎやは単純に文具を販売するだけでなく、うさぎやでしか購入できないオリジナル文具を企画して販売もしています。そんなうさぎやオリジナル商品の中で
「これば是非入手せねば!」
と思った万年筆があって購入したので、今回の記事はその万年筆をご紹介します。
大原美術館×うさぎやオリジナル クロード・モネ<睡蓮>万年筆 開封
今回お迎えしたのは「大原美術館×うさぎやオリジナル クロード・モネ<睡蓮>万年筆」です。
「大原美術館×うさぎやオリジナル クロード・モネ<睡蓮>」シリーズは、私が購入した万年筆のほかにガラスペンとインク3種が発売されています。(うさぎやのオンラインストアでは、ガラスペンは完売しているようです。)
キャップレス万年筆は2022年7月の発売分のみの限定品(うさぎやのオンラインストアでは2022年8月の段階で品切れ状態、うさぎやの店舗によっては在庫があるかも・・・)、ガラスペンとインク3種はうさびやの定番商品として、品切れになっても再入荷されるようになるそうです。
ちなみに、今回うさぎやとコラボしている「大原美術館」は岡山県倉敷市にある美術館。有名な世界の美術作品が多く収蔵されていて、今回のモチーフになっているクロード・モネの「睡蓮」も収蔵されています。>>>大原美術館公式サイト
では、早速購入から開封の儀の様子をご紹介。
購入後嬉しくてお店の前で紙袋の写真をとりました(笑)


字幅が「極細、細字、中細、中字、太字」とあり、実際字幅をの試して確認したかったので今回は店舗に出向いて購入しました。
店員さんとショーケースを挟んでお話をしながら実際万年筆を試し書きさせてもらえました。お値段もほどほどするお買い物なので、実際の万年筆を確認してから購入できてよかったです。

嬉しくでうさぎやの店舗の前で、紙袋とその中身を写真にとりました、(笑)箱の外カバー(スリーブ)がもう「睡蓮」の絵柄。この外装だけでも特別感があってワクワクします。
帰宅後、落ち着いて開封の儀!
さて帰ってきて早速開封です。

改めて、箱の外観はこんな感じ。
側面には大原美術館の名前と「睡蓮」の作品名と画家名が入っていました。


筆記具をお迎えしたのに外箱から綺麗なのは、開封前に期待感が高まっていいですね。特別感があります♪
睡蓮柄のスリーブを外すとこんな感じ。

金の箔押しで文字入れされた箱。この箱に万年筆が収まっています。
お店で試し書きをして実際の万年筆を、見て・触っているのに、この素敵な箱があることでお迎えして、改めて対面することへの期待が高まりますねー。

はい、開封ー!箱のお行儀よく収まってました。(笑)

わぁ、上品ー!
箱の色と相まって、上品な雰囲気。
写真では伝わりにくいですが、軸の「睡蓮」の絵画を彷彿とさせる翠の部分はパールがかっていて多層的というか、深みのある質感。パール味があるので華やかな印象です。

軸のクリップと反対側に面には、うさぎやオリジナルロゴ「卯」のマークは入ってます。こういうワンポイントがあると、デザイン的に締まりますね♪
ちなみにペン先は21金。
パイロットの「キャップレスデシモ」と同じ機能、形の万年筆です。
早速書いてみた
開封後、インクを装填して早速書いてみました。

字幅はEF(極細)かF(細字)のどちらかで迷っていたのですが、私はFを購入しました。
私は想定していた用途、「書写」「ペン習字」「手紙」。試し書きをさせてもらった結果「F」がちょうど良さそうでした。

EFはかなり細い感じがしたので、手帳に小さな字を書いたりするときに向いていそう。
キャップレスの形状的にも携行に向いてると思うので、もしも手帳に万年筆を合わせるならEFのキャップレスが良さそう。
キャップレス万年筆で、ニブが小さいのが少し心配していましたが(←以前ニブが小さいプチプラ万年筆を購入したけど、しっくり来なくて失敗したことがあったので・・・)、軸の太さもあり、インクフローもよく、安定した書き味で心配無用でした。
キャップレス万年筆ってどうなの?

ところで今回のこの万年筆で、初めてキャップレス万年筆をお迎えしたのですが。
購入前に「キャップレス万年筆ってここってどうなの?」と思っていたことを確認したので、ここで紹介しておきます。
<ペン先が乾きやすい?>
密閉度の高いキャップ式と違って、ペン先がペン本体に引っ込むことでペン先を保護するわけですが、ペン先を密閉するシール機能は大丈夫?
<使ってみてわかったこと>
ペン先のシール機能については全く問題なさそう。4、5日使わずにおいて書いてみても、書き出しからインクもしっかりでるし、インクの水分がたってる感じありませんでした。
<クリップのその位置書きにくくない?>
パイロットのキャップレスデシモと同型。ポケットやペン挿しに万年筆を固定するクリップ部分をは、筆記する際に親指と人差し指で挟むような位置にあるけど、あれ書きにくくない?
<使ってみてわかったこと>
万年筆は鉛筆のようにくるくるペン先を回して書くことがないので、クリップがあっても特に問題なかったです。むしろ、クリップが親指と人差し指の間にあることで正しい持ち方ができます。最初は違和感があるかもしれませんが、慣れます。(笑)

パイロットが想定している筆記時のペン先の向きと角度で書けるように設計されてるのかもしれないな・・・と思ったのですが、実際どうなのかな・・・?
そんなわけで、キャップレスがデメリットになることはあまりなさそうです♪
大原美術館コラボにふさわしい、うさぎやオリジナル万年筆でした
思いつくままにう開封レビューを書いてきました。
テーマ、デザイン、質感、21金のペン先・・・
美しくて上品で、眺めて・書いて、心躍る素敵な万年筆をお迎えすることができました。

わたしに宝物になりました♪
歴史ある美術館とのコラボの企画って、結構ハードル高いと思うんですよね。
でも今回の「大原美術館×うさぎやオリジナル クロード・モネ<睡蓮>」のシリーズは、美術館や作品の品位で美しさを損なうことなく、文具で表現できているんじゃないかな、といちうさぎやファンとして思いました。
今回の万年筆は大満足でしたが、今後のうさぎやオリジナル万年筆にも期待してしまいます。

でもこの次は、うさぎやで定番化される大原美術館×うさぎやオリジナル クロード・モネ<睡蓮>のガラスペンを狙っています・・・。どうせならセットで欲しいですよね。
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