スマイルゼミってどうなの?幼児コース〜小学生コースを利用しているわが家のレビュー・口コミ

スマイルゼミレビューEC こども

我が家の子供は、タブレット学習の「スマイルゼミ」を受講して2年ほど経ちます。

この記事では2年受講して感じていることや、メリット、デメリットを紹介します。

<わが家スマイルゼミの利用状況>

・息子(現在小1)・・・年中時に「すまいるぜみ幼児コース(年中)」をスタート

・娘(現在年長)・・・年少時にお兄ちゃんと一緒に「すまいるぜみ幼児コース(年中)を1学年分前倒しでスタート。現在年長ですが、そのまま小学生コースを受講しています。

今の子育て世代は「スマホやタブレットに子守をさせるな」と言われながら育児をしている世代。

家庭で子供専用のデジタル機器を持たせて学習をさせることに抵抗感があり、タブレットやPCを使う通信教育の導入に踏み出せない親御さんも多いのではないでしょうか。

ひみこ
ひみこ

タブレット通信講座をスタートする際の参考になれば嬉しいです。

スマイルゼミを導入してよかったから2年続いてます

まずざっくりと結論を言えば

「導入してよかった」です。

詳しくは記事の中のメリット・デメリットで説明しますが、スマイルゼミを導入して2年間でわが家の子供たちは以下のような感じです。

  • 毎日30分程度机に向かう習慣がついている
  • タブレット学習には抵抗がない(親子とも)
  • 入学前の準備(ひらがな読み書き、数字の基礎などの学習面と、小学校の生活面での心得)は、スマイルゼミで十分フォローできた
  • 小学校の学習を先取りできているので、授業・宿題は気持ちに余裕をもって取り組めている

わが家の子供たちは、入学前の必要なことは、ほぼ全て「すまいるぜみ幼児コース」で習得しているといっても過言ではありません。

スマイルゼミ(幼児・小学生コース)のメリット

メリット

ここからは実際受講してみて分かったスマイルゼミの「メリット」をご紹介します。2年受講して感じるメリットは以下の通りです。

  • スマイルゼミで入学準備ができた
  • 毎日学習する習慣がついた
  • 必要なところを繰り返し学習できる
  • タブレットで学習が完結するので付録や冊子など物が増えない
  • 送迎などの時間が省略できる
  • 価格が良心的
  • 親が毎日の学習状況の把握・調整がしやすいシステム

それぞれ説明していきますね。

スマイルゼミで入学準備ができた

昨今は、幼児通信講座が普及したせいか、入学前にひらがなと数字の基礎的なところはある程度理解しておくのが一般的な雰囲気ですよね。

わが家の子供が通う小学校でも入学前の説明会で

  • ひらがなでかいた自分や友達の名前が読める程度にひらがなが読める
  • 数字は50まで数えることができる

この程度のことは入学までにできるようになっておいてください。と言われていました。

2021年4月に入学した息子は入学時には上記の内容はクリアできていました。これは親が入学に向けて特訓したわけでもなく、幼児講座からコツコツ続けてきたスマイルゼミのおかげです。

ひみこ
ひみこ

ほんと感謝しかない。

学習的な内容の他に、年長の後半には「小学校生活の基礎知識」的なコンテンツも配信されます。

期待感をもって小学校生活を迎えられるような「お膳立て」もスマイルゼミがしてくれました。

毎日学習する習慣がついた

わが家の子供ふたりがスマイルゼミを始めた当初は「毎日机に向かう」という習慣はまだついていませんでした。

もちろん、スマイルゼミを始めた途端毎日机に向かうようになったわけでもありません。

タブレットは手元に届いた当初は目新しさと新しいおもちゃ感覚で数日いじり倒します。でも扱いに慣れると飽きて過剰にいじることもなくなります。

ひみこ
ひみこ

その最初のブームが去った頃からが親の出番です!

「スマイルゼミをやろう」としつこくない程度に毎日声をかけるようにしました。

そのうち学習の記録の蓄積し始めるので、それを親子で振り返って褒めてみたり、学習結果に応じてタブレット上に配布される「コレクションカード」が集まり始めると、だんだんと自分でタブレットをもって机に向かうようになってきました。

小学生コースになると、学習成果に応じて「スター」が配布されます。スターはスマイルゼミの中でつかえる通貨のようなものです。毎日の学習は終了したら、そのスターを使ってゲームができるようになります。

小学生コースが始まってすぐは「スター欲しさ」「ゲームしたさ」で、毎日の勉強をしていたようですが、そのうちその目新しさがなくなっても、そのまま毎日スマイルゼミに取り組む時間は継続しています。

必要なところを繰り返し学習できる

紙のワークは紙のワークなりの良さがありますが、一度書き込んでしまうと繰り返し勉強するには不向き。

一方スマイルゼミは苦手なところや、もう一度確認したいところなどを繰り返し勉強することができます。

保護者がアプリから「今日のミッション」で何を優先するかを指定できるようになっています。未着手の課題や復習を優先するかを科目ごとに設定することができます。

ひみこ
ひみこ

子供の使っているタブレットから、個別にミッションを追加することも可能です。

タブレットで学習が完結するので付録や冊子など物が増えない

わが家の息子が使っているスマイルゼミのタブレットです

わが家でスマイルゼミを選んだ最初の理由はこれでした。実際使ってみてもやはりこの点はメリットでした。

もともと受講していた紙媒体でDVDや付録つきの教材は、子供は喜ぶのですが、学習のためとはいえ細々したおもちゃ的なものがじわじわ増えていくのが本当に嫌で・・・。(←私が。)子供も届いてから数日は遊んでも、あっという間に飽きて放置だし・・・。

その点スマイルゼミは、学習がタブレットだけで完結するので物が増えることなく助かっています。

また、学習の結果のご褒美的なものも、現物でもらうのではなくタブレット無いでできるゲームのアイテムなどでもらえるのでそれも物を増やしたく無い親としてはとてもありがたい点です。

ひみこ
ひみこ

紙の教材もあとあと見返すかも・・・と思って残しがちですが、我が家の場合は全く見返すことがないので「保存」という観点からも紙である必要がありませんでした。

送迎などの時間が省略できる

これはタブレット学習に限ったはなしではありませんが。自宅で完結する通信講座は教室まで移動する時間が省略できます。

昨今は親が送迎することも多いので、子供の時間のみならず保護者の時間も大切にすることができます。

ひみこ
ひみこ

わたしは主婦ですが、病気の影響で車の運転を控えているので、車での送迎が難しい状況。

仕事をしている夫に子供達の学習塾までへの送迎の負担をかけずに、子供の学習の機会をかくほできることは非常にありがたいことだと感じています。

価格が良心的

スマイルゼミの1年生コースは、国語、算数、英語、計算ドリル、漢字ドリル、特別講座(長期休みにまとめ講座や生活かの要素を盛り込んだもの)を月額料金に含んでいます。

ひみこ
ひみこ

幼児コースは、ひらがなや数字、英語だけでなく、生活科や体育的なコンテンツ、入学準備的なコンテンツもありました。

1年生講座は、基本な「標準クラス」で月額3,278円(税込)。応用力を磨く「発展クラス」は3,828円(税込)。

全国区の某学習教室に通ったら1教科7000円超え・・・それを思ったら、送迎なしで全教科できてこの価格は非常にありがたいかぎり。

保護者が毎日の学習状況の把握・調整がしやすいシステム

スマホから学習内容をチェック・調整できます

親のスマホにアプリを入れて設定しておくと、子供がスマイルゼミの端末で学習を始める時、終わった時に通知がきます。(どんな学習に取り組んでいるかもわかります。)

また、アプリから毎日の学習が「今月の配信内容を優先する」「やりのこし・復習を優先する」など、子供に注力して欲しい学習内容にカスタマイズすることも可能です。

ひみこ
ひみこ

子供がしていること、得意・不得意の傾向も把握できるので、効率よく学習内容を調整することができるので助かっています。

スマイルゼミのデメリット

メリットばかりお伝えしたら、なんか怪しいですよね。(笑)

もちろん、使ってみて「ここがちょっと残念」「ちょっと使い勝手悪いな」と思うところもあります!そういう点をここから紹介していきますね。

デメリットをリストにすると以下の通り。

  • 小学生コースになるとゲームが増える
  • 完全にタブレット任せというわけにはいかない
  • デジタイザーペンの反応が微妙なときがある

それぞれ説明しますね。

小学生コースになるゲームが増える

選べるゲームは20以上!(学習漫画も読めます)

幼児コースでは、学習の進捗に応じて「コレクションカード」というタブレット内で集めていくカードがもらえます。コンプリートめざして毎日のワークを頑張るわけです。

小学生コースになると、コレクションカードに加えて、ワークに取り組むともらえる「スター」というタブレット内でつかえるコインのようなものがあり、それを消費して遊べるゲームができるようになります。

もちろんゲームはその日の学習が済んでからでないと遊べない仕様になっていますし、ゲームの時間も制限ができます。(親が管理画面で設定できます。)

小学生コースに切り替わってすぐのころは、ゲームで遊べることが新鮮で学習時間のあとのゲームタイムをしたいのに、もう制限時間がきた!とブーブーいわれて、文句を言われるのが何日か続きました。

目新しさがなくなると、

ひみこ
ひみこ

でもしばらくすると、ゲームの目新しさもなくなりそんなにゲームに執着することがなくなり、ゲームをしない日がほとんどです。今は単純にスターの数を増やすことに注力しているようです。

低学年のうちは幼児コースと同じく「コレクションカード」を集めるだけの楽しみでもよかったのになぁ・・・と親としては思いました。

完全にタブレット任せ、というわけにはいかない

スマイルゼミの紹介の中には「読み上げ機能などでお子様ひとでも学習を進めることができます」的なことも書いてありますが、実際のところは

「完全なスマイルゼミ任せ」にはできない

というのが、2年間受講したところでの正直な感想です。

たしかに幼児コースの字が読めない頃から、スマイルゼミの読み上げ機能があるので、ある程度はひとりで学習を進めることは可能です。

しかし、新しいことを学習する中でわからない問題にでくわすと、タブレットの解説だけでは理解が難しい、という時にあります。

そういう時は、保護者などわかる人が、子供つまずいたところを把握し、説明しながら理解できるよう導く必要があります。

そんなわけで「子供だけで学習を進めていける」ことを期待してスマイルゼミを始めた場合は、期待はずれ、と感じることがあるかもしれません。

ひみこ
ひみこ

でも、考え方によれば、子供がわからないところを説明したり、学習結果をチェックしたりすることで、日常的に子供の理解度を把握することができます。

考えようにうよってはメリットかも・・・。。

デジタイザーペンが微妙なときがある

スマイルゼミ純正のデジタイザーペン

3つ目のデメリットは「デジタイザーペンが微妙な時がある」と言う点です。

ひみこ
ひみこ

「微妙」というのは曖昧な表現ですが・・・「微妙」という言葉が私は一番しっくりくるんですよね・・・。

学習の際に使うのは、スマイルゼミ純正のデジタイザーペンです。

特に幼児コースでは「ひらがな」や「数字」を大きく書く練習をするのですが、起筆(書き始め)にペンを画面に置いても反応しなくて「うまくかけない!」と子供がイライラしていることが時々ありました。

ペンやペン先を交換すると反応がよくなるので、ペンやペン先の個体差で消耗で反応が違うのかもしれません。「全くダメ」というわけではないのが「微妙」という言葉を選んだ理由です。

また、タブレットへデジタイザーペンで筆記するのは、小さめの文字で画数の多い字や、長い単語や文章を書くことにはやや不向きと感じています。

ひみこ
ひみこ

スマイルゼミの学習では「書くこと」の能力を伸ばすことに関しては弱いのかな・・・と思っています。(あくまで、私見)

書写や日記を書くなど「筆記具で紙に字を書く」ことをスマイルゼミと合わせて取り組んで、書くことえお補完・強化したほうがいいかな、とあれこれ模索中です。

デメリットはどれも使っている中で「なんかモヤモヤするな・・・」と感じる程度で致命的というレベルではありません。

わが家の場合は、メリットのを感じることの方が多いので、デメリットと感じることは、調整したり補完したりしてスマイルゼミを続けている状態です。

まとめ:スマイルゼミはこんなお子さん・ご家庭におすすめ

ここまでわが家で2年ほどスマイルゼミを使ってきた経験からメリット・デメリットを紹介しました。

それを踏まえて。これからスマイルゼミを始めてみようかな、と検討中の方に「こんなお子さんやご家庭にオススメ」というのを考えてみました。

  • 楽しみながら学習したい・してほしい
  • 学習塾への往復・送迎に時間に時間をかけたくない
  • タブレット学習に慣れさせたい
  • 入学前に1日15分〜30分程度の学習習慣をつけたい(幼児コース)
  • 宿題以外で机に向かう習慣をつけてもらいたい
  • 子供の学習状況や得意不得意を把握したい

通う手間を省略して、全科目を受講することができ、これから必要になるタブレットを使っての学習もできます。

スマイルゼミは子供が進んで楽しみながら学習できる工夫がたくさんあり、学習の習慣もつきやすいと思います。

ただし、子供の年齢は低いほど保護者の補助が必要なので、子供の勉強の管理の負担を増やしたくない親御さんは、学習塾や家庭教師など「先生」がいる環境を作ることをオススメします。

保護者の補助が必要なこともありますが、そのことが日常的に子供の得意・不得意や理解度を把握する機会にはなります。

わが家ではデメリットを感じつつも、それを上回るメリットを感じ2年ほど受講を続けていますし、子供達は毎日スマイルゼミで学習に取り組んでいます。

上記で挙げたお子さん・ご家庭で、入学準備や家庭学習の方法を検討されている方に、この記事は参考になれば嬉しいです。

ひみこ
ひみこ

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