2018年の桜の季節に先駆けて岡山・後楽園を子供と散策!ここでしか買えない美味しいお土産もご紹介!

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「こうらくえん」と聞くと、ラーメン屋さんや関東圏の方は東京の「こうらくえん遊園地」が有名かもしれません。

 

しかし、岡山には「日本3名園」のひとつで、「ミシュラングリーンガイド」で三つ星に認定されている「岡山後楽園」があります。

 

岡山後楽園は、すぐ傍の旭川河川敷と合わせて岡山県南屈指の桜の名所でもあります。

 

今年ももう少しで桜の季節。開花が待ち遠しい頃ですが、桜の花の蕾の偵察に家族で岡山後楽園を散策してきました。

 

今回は、

  • 2歳児、3歳児と巡る後楽園散策の様子
  • 気になる桜情報
  • 後楽園でしか買えないお土産情報

をご紹介します!

 

岡山後楽園ってこんなところ

まずは今回散策に行った岡山後楽園を簡単にご紹介します。

岡山後楽園は日本3名園のひとつ、ミシュラングリーンガイドで3つ星認定

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岡山後楽園は300年ほど前に当時の岡山藩主の命で作られた広大な日本庭園です。

東京ドームの約3倍ほどある広い庭内は、整備された散策路、大きな池や築山、建造物があり、水路がはり巡らされています。

 

美しく整えられた園内では、四季折々の植物を見ることができます。

岡山後楽園は小さい子供と出かけるには好都合

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岡山の観光地として有名な後楽園ですが、実は地元の人が散歩に行くにもいい場所です。

特にまだ足元がおぼつかない小さなお子さんがいて、広々したところを安心して歩かせたい!と思う親御さんにはオススメの場所です。

小さい子供を連れての散歩に後楽園をオススメするポイントは5点です。

1.入場料の安さ

日本3名園と聞くと敷居が高いと感じるかもしれませんが、後楽園は気軽に楽しめる名園です。基本的な利用料金は下記の表の通りです。

券種

大人(15歳〜64歳)

中高生は除く

高校生以下 シニア(65歳以上)
個人客の場合 400円 無料 140円

高校生以下は生徒手帳など学生の身分が証明できるものがあれば無料です。

20名以上の団体になると割引もあります。(詳しくは岡山後楽園のサイトで確認してください。)

後楽園周辺の「岡山城」や「林原美術館」も一緒に周るのなら共通券もありさらにお得に入園できます。

2.岡山後楽園は歩きやすい・ベビーカーでも周ることができる

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まだ足元のおぼつかない小さい子供と散歩をするときや、子供が「もう歩きたくない〜」と言い出した時のためにベビーカーも押して歩きたい場合、できるだけ広くて平坦な散策路があるのと助かりますよね。

 

後楽園は広々とした園内に平坦に整備された散策路で各所が繋がっているので、子供を安全に歩かせることができます。また、ベビーカーを押しながら園内を散策するのも可能です。

(後楽園でベビーカーや車椅子の貸し出しもあります。)

 

先日我が家が行ったときは、2歳と3歳がこけるようなことなく、抱っこをせがまれても平坦な道が多いので親としては助かりました。(笑)

3.街中なのに一歩入ると美しい庭園で子供と非現実感を体験できる!

岡山後楽園は、岡山市内では中心部に近い場所です。

街中にありますが、一歩園内入れば、綺麗に手入れされた植物が作り出す綺麗な景色でちょっとした非現実感を味わえます。

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普段見ない株数のソテツ畑があったり。ぎっしり生えるソテツの迫力に子供たちはビビっていました。

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街中で見れない規模の梅林もあります。

梅林の中を歩くと花吹雪が舞っていて、子供たちは降ってくる花びらを楽しそうに追いかけていました。

 

このように、普段の生活圏ではなかなか体験できない規模の植物が園内には整備されています。

 

中でも子供たちは一番はしゃいでいたのは・・・

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広い、広い芝生。

歩き疲れたら、芝生に座ったり、ゴロゴロして芝生まみれになって楽しんでいました。

 

園内の売店でお弁当の販売もありますし、お弁当の持ち込みも可能なので、気候と天気のいい日にはお弁当を広げるのも楽しそうですね。

 

ちなみに、桜の季節はこの芝生の周りが桜の木なので周囲が一面桜色になります。

 

芝生まみれになってはしゃいでいる子供を見てると、一瞬そこが街中にある庭園ということを忘れてました。 

4.鶴や亀、鯉など普段の生活であまり見ない動物がいる

整備された庭園で多種多様な植物が楽しめる岡山後楽園ですが、その他に生き物も色々見ることができます。

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  • 大きな錦鯉
  • 悠々の泳ぐ
  • 鯉の餌を狙う
  • 後楽園で飼われてる

こんな動物たちも入園すると見ることができます。

最近は家の庭で錦鯉を飼っている家もほとんどありませんよね。

我が家の子供たちは二人とも岡山後楽園で初めて錦鯉は後楽園で見ています。

通常、鶴は大きな柵の中で飼われていますが、お正月などイベントでと放鳥して園内で飛んでいる姿を見ることができます。

5.トイレが園内各所にあり親としては安心

出先で急に子供が「トイレ!」と急に言い出すことありますよね。

しかも散策に没頭して「トイレ!」っていう時は、もう結構な緊急事態ってこともありますよね。(苦笑)

 

岡山後楽園は広大な園内各所にトイレがあるので、子連れも安心です。多目的トイレも園内数カ所にあるので、空いてれば広いトイレを利用することも可能です。

 

実際、今回後楽園を散策した際、息子が緊急トイレ宣言が出て、園内最寄りのトイレまで猛ダッシュしました。(笑)

 

手軽な利用料金で、素晴らしい景色が楽しめ、子供との散策にも向いている岡山後楽園。観光だけでなく、地元の人、特に小さいお子さんをお持ちの人にもオススメしたいスポットです。

桜の季節に先駆けての岡山後楽園に行ってきました!

ここからは先日我が家が行った後楽園散策の様子をご紹介します。

コインロッカーは入園前、券売機のそばにあります!

まずは、入り口前で入場券購入。自販機と窓口があります。

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チケットの自動販売機横にコインロッカーもあります。大きな荷物はコインロッカーに入れて身軽に園内を散策できます。

 

入園料は先ほどご紹介した通り。リーズナブルです。

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有料・無料ガイドが充実!

有料の音声ガイドの他に、無料でガイドさんの話を聞きながら園内を周れる「随時ガイド」や「ガイドツアー」もあります。

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子供がもう少し人の話を落ち着いて聞けるようになったら、ガイドツアーに参加してみたいなーと思っています。 

いざ!園内へ!

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入園口はこんな感じ、開けた感じがしませんが、少し歩くと開けた美しい景色が広がります。

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視界が開ける場所まで歩くとこんな景色が広がります。

広い芝生とその中に散策路が伸びています。

向こうに見えるのが岡山城です。

行った日が少し曇っていたので写真がなんとなく暗いのが残念・・・。

散策路の左右に広がる芝生、春〜夏頃は綺麗な緑色になり、とても綺麗ですよ。

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近くの池の鯉や遠くの築山やお城を眺めながら散策路を歩きます。

築山登りや水路にかかる橋は小さな子供にはちょっとしたアスレチック

池と水路が園内にはりめぐらされていて、小さな橋があちこちにかかっています。

下の写真は、木の板でできた橋で、歩くと木が少したわみます。ちょっと怖かった。(笑)

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この小さな橋を渡るのが、子供はちょっと怖くて、楽しい遊びになっていました。

息子はお父さんに指導の元、手を広げてバランスをとりながら渡ってました。(笑)

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後楽園の中心にある築山の上からは園内が一望できます。

いい景色!!

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歩き疲れたら茶店で休憩!

歩き疲れたら園内には茶店が3箇所あるので、軽食や甘味とりながら景色を眺めて休憩できます。

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お抹茶ときびだんごで一休み。

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お抹茶、美味しかったです♪

お抹茶を飲んでいたら、旦那さんが何か長いものを買ってきました。

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チュロスかと思ったら、長い「お麩」。

池にいる鯉の餌だそうで、ちぎって池に投げ入れるそうです。

立派な錦鯉がうじゃうじゃいます

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休憩終わって、今度は池の鯉に餌やり。

鯉の勢いがすごい。ちょっと怖いくらい。

子供は鯉が餌を吸い込むのが面白くて、お麩を一心不乱に投げ込んでました。(笑)

 

親は、子供が鯉の大群を覗き込んで池に落ちないようにだけ気をつけましょう・・・・。

3月中旬は梅の終わり頃。桜の開花まち。

園内の花は、梅の終わりごろ。

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普段は山の麓の田舎に住んでる我が家ですが、自然の植物もいいけど庭園に整備されている植物も、また違った美しさがあり堪能できました。

 

桜の蕾はまだ固く閉じてる感じ。

遠くから見るとまだまだ冬枯れの木という感じでした。

花嫁さんに遭遇することも!幸せのおすそ分けにほっこり♪

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岡山で結婚式をあげるカップルの「ウェディングフォト」のロケ地として岡山後楽園はよく利用されています。

 

日取りがいい日なら、和装・洋装いろんな花嫁さんに遭遇できます。華やかで幸せそうな花嫁さんを見ると、こっちまで幸せな気分になれます。

 

娘は洋装の花嫁さんのウェディングドレスを初めて間近で見て「プリンセス!」を大喜びでした。(笑)

地元民だけど岡山後楽園でしか入手できないお土産を購入!

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休憩をした茶店のお土産コーナーで「お庭そだち」というジャムを見つけました。

後楽園の梅林で採れた青梅を使って作ったジャムです。岡山後楽園でしか取り扱いのないレアなお土産です。

「お庭そだち」はジャムだけでなく、「梅酒」「梅酒の実」といった商品もありました。

お土産なのに近県で作ったものや、輸入したものだった、という笑い話が時々ありますが、この「お庭そだち」シリーズなら、純粋な岡山土産が入手できますね。

私は、青梅のジャムを食べたことがなく、どんな味が気になったので購入してみました。

お庭そだちの青梅ジャム、実食!

早速購入して帰った青梅ジャムを翌朝の朝食のパンに乗せて食べてみました。

開封するとこんな感じ、結構色が黒いですね。

好きな発酵バターとジャムをたっぷり乗せていただきますー!

 

かなりさっぱり味!甘いジャムをイメージして口に入れると、酸味が強くてびっくりします。(笑)

梅の風味が口で爽やかに広がります。

紅茶に入れたり、ヨーグルトにのせていただくのも酸味が活かせて美味しいはず。近々試してみようと思います。

 

ジャムは日持ちするのでお土産にも安心ですよね。

しかも青梅ジャムって市販品ではあまり見かけたことないし、予想外の味だけど美味しいので良い岡山土産になりそうです。

 

後楽園に行かれる方は、ぜひお試しあれ。

気になる2018年の岡山後楽園周辺桜情報

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毎年、桜のシーズンになると後楽園とその周辺はピンク一色のとても素晴らしい景色が楽しめます。

先日行った際は、開花はもう少し先、といった様子でした。

 

確認してみると、2018年の岡山市の桜は

  • 開花予想 3月25日
  • 満開の予想 4月1日

という発表が岡山気象台から出ているようです。

岡山桜カーニバル開催期間は混雑しそうなので要注意!

後楽園の隣、旭川の河川敷では毎年桜の時期に「おかやま桜カーニバル」が開催されます。今年は

3月29日(木)〜4月8日(日)

が開催期間。

毎年この期間は後楽園の人も車も多くかなり混雑します。

お子さん連れで後楽園の散策に行く方は、それなりに装備と覚悟を持って臨んでください!(苦笑)

 

でも、満開の時期に見に行ければ、大混雑でも満足度の高い桜の景色が楽しめるはずですよ。

 

まとめ:岡山後楽園は観光客も地元民も・大人から子供まで楽しめる庭園

今回は桜の偵察を兼ねて家族で散策に行った岡山後楽園についてご紹介しました。

 

岡山後楽園はよく手入れされていて、季節ごとの花や植物・動物を見ることができます。

 

平坦な散策路は歩きやすく、小さな子供連れでも十分楽しめます。

また、橋渡りや築山登りなどは、しっかり歩けるようになった子供にとってはアスレチックみたいで楽しいようです。

 

後楽園限定のお土産やお弁当を探して、園内3箇所の茶店を巡るのも面白いと思います!

 

桜の季節は圧巻の景色が楽しめます。

もちろん桜の季節以外も街中で、多種多様な植物を楽しめる癒しのスポットです。

 

子連れの岡山観光や、岡山地元民で休みにお子さんをどこに連れて行こうかな、とお考えの方は立ち寄ってみてはどうでしょうか。

岡山後楽園 情報まとめ

(休園日)

年中無休

 

(開園時間)

3月20日~9月30日午前7時30分~午後6時(入園は午後5時45分まで)

10月1日~3月19日午前8時~午後5時(入園は午後4時45分まで)

※行事によって変更あり。

 

(アクセス)

  • 岡山ICから車で20分
  • JR岡山駅から徒歩25分
  • JR岡山駅から路線バス約10分~15分…後楽園口(東口)バスターミナル1番乗り場

(webサイト)

岡山後楽園 – 岡山後楽園公式サイト

ガイドマップのPDFもサイトで見れますので、行く前にチェックしておくと便利ですよ!

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