こんにちは!ひみこです。
先月、シャープの無水電気鍋「ホットクック」を購入して、1ヶ月ほど経過しました。
購入したときの記事はこちら。
購入して1ヶ月、外食をする日以外がほぼ毎日1品〜2品ホットクックで料理をしました。
実際に使う中で感じたこと、わかったことが色々あったので、今回はそれを記事にしようと思います。
ホットクックを1ヶ月ほど利用してみてのレビューと美味しかったレシピ、便利な使い方などをご紹介します!
ホットクックを1ヶ月活用した率直な感想
まずは実際に1ヶ月使ってみた率直な私の感想を6個の観点からご紹介します。
1 (良かった点)材料を放り込むだけで料理ができるのは本当に便利!
まず最初にこれを声を大にして言いたい。
基本的には最初に内鍋でカットした材料と調味料を入れて蓋をして、スイッチオンすれば次に蓋を開けるときには料理ができています。途中で火加減みたり混ぜたりする必要がないので、その間に他の一品を作ったり、子供の相手をしたり、他の事をすることができます。
火加減見たり、かき混ぜたりすること自体はそんな重労働ではありませんが、他のことを同時進行するとなると、うっかり煮過ぎたり、焦がしたり・・・という経験をしている人はまぁまぁ多いのではないかと思います。
私は「あれも、これも・・・」という焦りや失敗のタネが一つなくなるだけでも、精神的な負担がかなり減りました。
2 (良かった点)献立のレパートリーが広がった
ホットクックには「レシピ調理」と「手動調理」というのがあります。
「レシピ調理」というのは、ホットクックに内臓されたりWifiを使ってホットクックのレシピサイトからダウンロードしたレシピを自動で調理することができます。材料などが決まっているのでそれに合わせて火加減など細やかな調整で美味しく料理を仕上げることができます。
一方、「手動調理」は、固定の献立名がなく料理のカテゴリ(煮物、スープ、炒める、無水で茹でる、蒸す、麺を茹でる、発酵・低温調理・ケーキを焼く、ご飯を炊く)を選択して調理します。材料を最初に鍋に入れて蓋をするだけ、という点はレシピ調理と変わりありません。
ホットクックに使うのに慣れるまでは「レシピ調理」を利用して、ほぼレシピ通りの分量であれこれ作って見ました。
冷蔵庫にある食材で献立を検索してみると、自分の発想では作ることがなさそうなメニューが色々出てくるので、自分で慣れた献立ばかり作ってたころには食卓に登らなかったメニューがここ最近よく食卓に登場します。
3 (良かった点)煮物・煮込み系の献立が特に美味しい!
無水調理をするホットクックは煮物、煮込み料理が得意分野。
レシピがあるものは分量の具材と調味料を入れてセットするだけで、ホクホクのしっかり煮込まれたような煮物や煮込み料理ができます。
例えば筑前煮なら内蔵レシピの仕上ガリ時間は35分ですが、出来上がってふたを開けた時には具材にしっかり味がしみています。
ホットクックで初めて筑前煮を作ったものを夕食に出したとき、一口食べた旦那さんが
これ、何時間煮込んだの?柔らかくて味がしゅんでて(しみてて)美味しい〜!
と感激してくれたました。
ホットクックは「無水鍋」であって「圧力鍋」ではないので、食材に早く火が通るとか調理時間自体の大幅な時短にはなりません。でも、普通の鍋でコトコト炊いて煮物作るよりも、味がしっかり入ってるように感じるし、火加減やかき混ぜの手間がないだけでも同じ時間をがかかっても、気分的に楽でした。
ちなみに、野菜はよく煮込まれていても煮崩れがあまりなかったです。お肉は逆にホロホロになりました。
(↑これは食材の種類や状態によって一概ではありません。冷凍野菜は生鮮野菜より煮崩れやすいです。)
4 (良かった点)ホットクックはいろんな料理ができるので毎日使うことができた!
ホットクックを購入する前
という懸念もわずかですが持っていました。
これ、多機能な家電や高価な家電を購入する時って、少なからずみなさん思われることではないかと思います。(笑)
でも先に触れましたがホットクックでできることは
- 煮物
- スープ
- 炒める
- 無水で茹でる
- 蒸す
- 麺を茹でる
- 発酵・低温調理
- ケーキを焼く
- ご飯を炊く
以上にように多彩なので、冷凍で作り置きしておいたミートソースでパスタにして簡単に済ませてしまおう、みたいな日でもパスタを茹でるのにホットクックを使えます。
また、我が家では炊飯器ではなく鍋で毎日のご飯を炊いていますが、おかずは作り置きやお惣菜など調理が必要ないときはホットクックでご飯を炊くようになりました。
シャキッとお米が立ったような美味しいごはん炊けます。鍋でご飯を炊く時は火加減の調整に気を使いますが、ホットクックなら炊飯器と同じく火加減の心配がなく、おかずを作らず楽できる日は、ご飯を炊くのも少し楽ができます。(笑)
しっかり料理をしない日でも、考えれば何かしらホットクックを使い道はありました。
5 (良かった点)予約調理ができるので外出から帰ってきたら食べるだけ♪
全てのレシピでできる訳ではありませんが「予約調理」ができます。
カレーや角煮にような煮込み系の献立は予約調理できるので、休日の外出前に予約セットして出かけると帰ってくる頃に煮込まれた美味しい料理が出来上がっています。
子供と連れて出かけて疲れ切った帰ったきた家の玄関ドアを開けると、料理のいい匂いがするとものすごくホッとします。(笑)
6 (惜しかった点)時間がかかる
とにかく急いでる時は、ホットクックののんびり着実に仕事をこなすスタイルにイライラすることがありました。(笑)
という時に、うっかりホットクックで調理を始めてしまって、仕上がるまで時間がかかってご飯お預け・・・みたいな失敗が、この1ヶ月で2度ほどありました。(苦笑)
失敗その1)パスタを茹でたい時
鍋に水を入れて沸騰するのを待つのですが沸騰するまでに結構時間がかかるんですよね。茹でるお湯を水で内鍋で入れてセットすると量が多く沸騰するまでに結構時間がかかります。体感では、IHでパスタを茹でるお湯を沸騰させるより随分時間がかかったように思いました。
その失敗からは、パスタを茹でたい時は給湯器である程度温まっているお湯を内鍋に入れてセットするようにしています。
失敗その2)冷凍食材を使って煮物を作った時
内蔵レシピで表示される完成までの目安時間は生鮮品を使っての目安なので、冷凍ストックしているの食材をたくさん使って調理をすると解凍に要する時間の分だけ完成までの時間が伸びます。(当然と言えば当然ですが)
ホットクックは自動で調理しますが、規定の時間加熱したら終わり、というわけではなく、鍋内部の温度なども把握し調理するので冷凍の食材を使うと目安より出来上がるまでに時間がかかりました。
完成までの目安の時間を参考に出来立てを食卓に出すつもりが、他の準備ができてもホットクックで作っている最後の一品がなかなか完成しない・・・というこどがありました。(苦笑)
この失敗をしてからは、冷凍ストックの食材を使う場合は早めに調理を開始して食べる前に再加熱するか、料理時間に余裕がない時は、冷凍食材をレンジで少し解凍してからホットクックの鍋に入れるようにしています。
自分でちゃっちゃとやれば、そっちの方が断然早い!と感じてしまうこともありますが、ホットクックがするとどの程度の時間がかかるか、という点を把握して逆算してセットさえできれば、時間のかかる加熱の時間は他のことができます。
この「時間がかかる」という惜しい点は、使っていくうちに解消できる点だと思います。
実際ホットクックで作って美味しかったレシピ3選!
ここからは私が1ヶ月間ホットクックで色々作ってみて特に美味しかったレシピを厳選して3つ、ご紹介します。
ひみこ厳選!ホットクックで美味しかったレシピその1)チキンと野菜のカレー(無水カレー)
やはり、無水鍋で作ってみたいのは水を加えず野菜の水分だけで作るカレーですよね。ホットクックを購入して2日目に早速作ったレシピです。
材料が
- トマト
- 玉ねぎ
- セロリ
- 手羽元
- にんにく
- 生姜
- 市販のカレールー
という、じゃがいも、にんじん、玉ねぎ・・・みたいなおなじみの食材ではないカレーです。
野菜の材料は全てみじん切りなので、フープロで一気に細かくして鍋に入れればいいし、手羽元もカットする必要がないので、下準備がめちゃくちゃ簡単です。
しかも、準備がめちゃくちゃ簡単なのに、家庭のカレーの味とは一味違った野菜の旨味がぎゅっと詰まった滋味豊かなカレーが出来上がります。
旦那さんはこのカレーかなり気に入ったようで、リクエストされて1ヶ月間ですでに3回作りました。(笑)
ひみこ厳選!ホットクックで美味しかったレシピその2)シーフードクリームパスタ
(出来上がるとすぐに食べてしまって、写真を撮り損ねたのでホットクックのレシピサイトの写真をスクショさせてもらってます)
手動調理でお湯でパスタだけを茹でることもできますが、レシピによってはソース(スープ)の調理とパスタの茹でを同時にできてしまう、すごい便利なメニューがこれ。
下ごしらえした材料を鍋にセットしたら、次蓋を開けてお皿に盛ったらすぐに「いただきます!」できます。
スープの調理と同時にパスタを茹でるので、パスタはちょっと柔らかめな出来上がりです。パスタはちょっと固めが好き!という人には茹ですぎと感じる仕上がりかもしれませんが、我が家の子供には大ウケ。(笑)
鍋に食材を入れる工程だけで、パスタが完成するのでこちらのメニューもほんと楽です。このレシピもこの1ヶ月ですでに3回ほど作りました。シーフードの具材を色々変えたみたりすると、味わいが変わるので意外と飽きません。
何もしたくないけど、なんか美味しいものが食べたい・・・みたいなやる気のない休みの日のごはんにオススメです。(笑)
ひみこ厳選!ホットクックで美味しかったレシピその3 )アクアパッツァ
(これも出来上がるとすぐに食べてしまって、写真を撮り損ねたのでホットクックのレシピサイトの写真をスクショさせてもらってます)
アクアパッツァはホットクックを買わなかったら多分作らなかった料理のひとつだと思います。たまたま鯛をいただいて、他の冷蔵庫にある食材からレシピを検索してヒットしたので初めて作ってみました。(笑)
水分は酒と食材から出た水分だけで、蒸し煮するような感じになるのでスープが魚介や野菜の旨味がぎゅっと詰まったスープができます。
そのスープにお魚をひたひたさせて食べると・・・
・・・まぁ、美味しいに決まってますよねぇ。(笑)
普段の私だと、魚は煮魚にするか、焼き魚くらいにしかしないので、白身魚調理の新たな選択肢を手に入れることができました♪
メインだけじゃなく、肉じゃがのような煮物などの副菜も簡単に作ることができる♪
今回あげた3つのレシピはメインになる料理ばかりでしたが、内蔵レシピやダウンロードできるレシピには副菜の献立も豊富です。
- 切り干し大根の煮物
- ひじき煮
- 肉じゃが
- 味噌汁
- きんぴら
・・・などなど、毎日のご献立で活躍する「普段の料理」もホットクックで種類豊富に作ることができます。
ホットクックをもっと便利に使うためにあったらいいもの
1ヶ月ホットクックを使ってみて、時間配分には慣れは必要ですが、美味しい料理が簡単で作ることができる便利な家電だということは実感しています。
うまく使えば加熱調理をしている時間に、他のことをすることができるので家事の効率上がったり、毎日の食事作りへの精神的な負担をかなり軽減することができると思います。
ホットクックを使うだけでもうまく使えば台所で鍋に付いている時間が大幅に削減できますが、さらにこれがあればもっとホットクックを便利に使えるなーと思うものがあったので、ご紹介します。
ホットクックと合わせて使うと便利なものその1〕カット食材
あらかじめカットした冷凍食材があると、冷凍庫から出してガサガサっと鍋に食材を放り込んで、調味料を入れればセット完了なのでまな板を汚すことがなく、調理過程ででる汚れ物を減らすことができます。
「鍋に食材を入れるだけ」とはいうけど、まな板で食材を切るのも実は手間といえば手間ですかねぇ・・・。その辺りの手間もできるだけ削減すると、ホットクックをもっと使いやすくなると思います。
冷凍カット食材は、物によっては生鮮品に比べたらちょっと割高・・・と感じる人もいるかもしれません。そういった方は自分で先に生鮮食材を買ってきたら、一気にカットして冷蔵や冷凍処理をしておくと、その後の料理が楽になります。
私自身もきのこやかぼちゃなど、安い時にたくさん買ったり、たくさんいただいて余らせそうな食材はあらかじめカットして冷蔵しています。それを使うとホットクックで料理するの、ものすごく楽です。
ちなみに食材を冷凍する時に参考している本はこちら。
こちらも必需品です。
冷凍食材は場合によっては煮崩れしやすいので、その点だけは念頭にいれておきましょう。
加熱調理はお任せですが、その他の工程でもできるだけかかる時間を削減する方法を色々考えるとホットクックに利用する効果がますます上がります。
ホットクックと合わせて使うと便利なものその2〕味付けが簡単にできる調味料
便利に調理ができるホットクックですが、味付けは自分でしなければなりません。内蔵レシピやダウンロードレシピ通りに調味料を入れれば、ほぼ失敗はありませんが、日によってレシピ通りの食材が揃わなかったり、冷蔵庫にあるものを使ってホットクック手動調理することもあります。
その手動調理の時にレシピがないと味の加減がわからない・・・と考えると、ホットクックですら面倒に感じることもあるかもしれません。
そんな時には「これさえ入れれば美味しくなる調味料」を見つけておくことです。
私の場合はこれ。
だし・醤油・みりん・酒などが和風の味付け調味料がオールインワンでブレンドされたさし醤油です。家庭で簡単に作る和風の味付けならなんでもこれだけでOK!(と言っても過言ではないと、私は思ってます。(※個人の見解です))
岡山の調味料メーカーさんのものです。
煮物を作るなら食材をホットクックの鍋に入れて、この「料亭だし」(食材の水分は少なければ少量の水も)を入れるだけで、すんごい美味しい煮物ができます♪「料亭だし」は濃いめに作ってあるので、最初に控えめに入れてあとで味見して足りなければ少し足すよいいですよ。
根菜を適当に煮物にした一品あれば、あとはお魚焼いて、適当に汁物があれば・・・それなりな和食の一食になります。
味付けすらも簡単にできる方法を見出しておくと、さらにホットクックを活用しやすくなりますよ。
まとめ
今回は8月に購入したホットクックを1ヶ月使いまくって、わかったこと、感じたことをご紹介しました。
1ヶ月使って、ホットクックはすっかり我が家の台所の重要な道具になっています。
ひとまずは、ホットクックに慣れ生活に馴染ませるために、毎日に食卓に上がるような「普段の献立」を中心に1ヶ月作ってきました。おかげで基本的な使い方にも慣れ、それなりに使いこなせるようにりました。
そろそろ毎日のご飯だけでなくおかし作りなどもしてみようかなーと思っています。
また美味しいものが作れたら、ブログで紹介していきます。
ひとまず、ホットクック使用1ヶ月でわかったことは、「時間がかかることもあるけど、概ね便利!!」ってことです。(大雑把すぎますが。)毎日の湖畔作りの手間を削減したい人、料理作りのプレッシャーを軽減したい人にはオススメです。
シャープのホットクック購入3日・使ってみてわかったレビューと作った献立をご紹介!
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