オトナ素敵な美文字の練習に!おすすめペン習字テキストをご紹介!

短期上達ペン習字レビュー テキストレビュー

こんにちは。ひみこです。

今回の記事は、書道教室をやっている私が、市販のテキストをレビューします。今回はレビュー遠言うよりも、私のオススメテキストのご紹介です。

<今回のペン習字テキストは・・・>
*独学でとにかくコストをかけずに練習したい人
*分厚いテキストは続かないからとにかく少ない量で効率良く上達を目指したい人
*オトナっぽいこなれた文字を書きたい人 こんな方にオススメのテキストです。
教室に通ったり、通信講座を受講するほどでもないけど、コストや時間をあまりかけずに綺麗な字を習得できたら最高ですよね。今回のテキストはそれが叶う・・・かもしれないです。(笑)
ひみこ
ひみこ

今回はテキストの紹介と、このテキストをどのように使って練習をしたらいいか、ご紹介していきます。




今回のオススメペン習字テキストは「短期上達 ペン習字」

今回この記事で紹介するペン習字のテキストはこちら。

短期上達ペン習字表紙

このテキスト、初版は1965年と結構昔のテキストです。ちなみに私の手元にあるのは2013年の第61刷のもの。

ロングセラーテキスト

初版当時から課題の言葉の使い方や書式に変化してきているので、2001年の重版の時に初版の著者:狩田巻山先生のお弟子さん(小林操子先生)によって一部内容の見直しを行なっています。

ひみこ
ひみこ

時代に合うように変化しながら、何度も増刷を繰り返すロングセラーテキストだということがわかりますよね。

<レビュー>テキスト「短期上達 ペン習字」はこんなテキスト

では、早速「短期上達 ペン習字」をご紹介します。

タイトルの通り短期での上達が期待できる上、継続して繰り返し練習をするのにも向いているテキストです。

テキストが薄い!!課題相当ページは64ページのみ

やる気を出して、通信講座やボリュームのあるテキストを準備したけど、結局最後まで続かなかった、やり遂げることができなかった、という経験をお持ちの人も多いのではないかと思います。

そんな方には本当に今回紹介するテキストはうってつけです。(笑)

ご覧ください、この薄さ!

テキストが薄い!

課題が掲載されているページは64ページ!

1日1ページ取り組んでも2ヶ月程度で終わります。課題によりますが、課題1ページの内容もそんなに多くありません。

価格も激安!本体価格460円(税抜)

テキスト価格は驚きの460円!

さらにこのテキストの魅力は価格。見出しに書いている通り、税引き460円です。美しい字とバランスのとれた課題の内容でこの価格・・・非常に良心的!

ペン習字を独学で始めたみたい人には、気軽にスタートできる価格ですよね。

手書きの良さを感じられる美しい文字を手本に練習できる

テキストの中身

テキストの中身はこんな感じです。

写真を見てもらったらわかると思いますが、整った優しい印象の字です。楷書なら「活字っぽい楷書」ではなく、手書きの文字らしい凛と緊張感がありながらもしなやかで美しい「手書きの良さ」を感じる文字です。

また、行書も掲載されていますがスッキリとした線で書かれており、初心者の方が見ても筆順がわかりやすい文字になっています。

あと、テキストの手本の字は、どれも大きめのサイズ。止めやハネなどの筆脈もしっかり確認することができます。

ひみこ
ひみこ

どんな字を手本にするか、というのは字を学ぶ人それぞれの「好み」によるとは思いますが、狩田巻山先生の手本は、「大人の女性がさらっとこんな字を書いたらさぞかし素敵だろうなと私は常々思っています。

楷書と行書をバランス良く勉強できる

連綿の練習もできる

楷書と行書の他に、文字と文字を繋げる「連綿(れんめん)」の練習もできます。

ペン習字をやっていて思うのは「実はひらがなや楷書が一番難しい」ということです。線がシンプルでごまかしが効かないからです。

そんなわけで、独学でペン習字を勉強する場合、最初に基本になる楷書をちゃんと習得してから行書を勉強しようと計画すると、結構早い段階で楷書の奥深さに足を取られて、「ただただ字を書いているだけ」のような感覚に陥って「字を書く面白さ」を感じられなくなります。

面白さが感じられないと、練習が続きません。

そこで、楷書と同時に行書も一緒に練習すると、普段書き慣れていない少し崩した字を書くことの新鮮さや、自分でもこんな「こなれた感じの字を練習すれば書けるんだ」という面白さを体感することができ、「もう少し練習してみようかな」という気分にもなれます。(私はそうでした。)

ひみこ
ひみこ

ただただ、活字のような楷書をコツコツ練習しづけるのは単純に飽きます。書く文字や課題に変化をつけることも、練習を続けていく上で大切なことです。

ひらがな・カタカナの一覧表もあり応用が効く

ひらがなカタカナ

美文字テキストはたくさんありますが、ひらがなとカタカナの50音表の手本が付いているものは意外と少ない気がします。

例えば、手本なしで自分の好きな名言を書いてみようと思った時、文章を構成するのは漢字よりひらがなが多い場合はほどんどです。

漢字は「へん」と「つくり」なと、文字のパターンごとに綺麗に見えるバランスを押さえて書けばある程度「綺麗に見える字」が意外と簡単に書けます。

しかし、文章の半分以上をしめるであろうひらがなは、文字ごとの形が独特な上にシンプルな線や曲線で構成されるため、ちょっとした線の長さや角度の違いで、字の印象が全く違います。

そういう繊細な性質をもつひらがなやカタカナは、自分で何か書く時に「どう書いたらスッキリ綺麗に見えるかな」と思って、パッとページを開いて確認できる資料があると、非常の便利だと私は思っています。

ひみこ
ひみこ

私も50音表のページは、付箋を貼ったり、コピーを手元に置いたりして、自分で勉強するとき、今でも時々確認しています。

履歴書・ハガキ・金封の表書きなど必要なポイントを抑えた実用例

実用手本

現代は手書き文字を書くシーンというのは、かなり限られた機会になりつつあります。

独学で字を勉強したいと思う人の多くは、その限られた機会で人に字を見られる時にできるだけ綺麗な字を書きたい、という希望をお持ちなのではないかと思います。

このテキストに掲載されている実用課題は、履歴書やハガキ、金封の表書きなど、手書きすることが減った現代において辛うじて手書き文字が必要とされるシーンに厳選されたものだけです。(それでも手書きでハガキを書くことも、もう結構珍しいことのように感じる時もありますが。)

ひみこ
ひみこ

「これを練習しても使う機会がないわ・・・」と思いながら膨大な量の実用課題を書くのは正直面白くないですよねぇ、わかります。(笑)

このテキストの実用課題は「まぁ、このくらい練習しておけば、役に立つことがありそう」と感じられる内容とボリュームなので、練習を続けやすいのではないかと思います。

金封の表書き手本

金封の表書きの手本はもちろん、小筆書きの手本です。これだけあれば、だいたいの冠婚葬祭はカバーできるはずです。

「短期上達 ペン習字」を使ってのオススメ練習方法

さて、ここからは「短期上達ペン習字」のテキストを使って、どのように練習を進めたらいいかをご紹介します。ここで紹介する方法は私のやっている方法です。参考程度に見てもらえればと思います。

独学で始める時に「何かいい方法ないかな」と思っている方は、まず最初にここで紹介している方法で取り組んでみて慣れてきたら自分に合う方法を試してみるといいと思います。

ちなみに、テキストを一通り練習をするだけでもそれなりの効果が期待できるとは思いますが、効果的なのは同じテキストを繰り返し練習すると、さらに効果的だと思います。

癖のある字を矯正した方は、一度にたくさん練習したり、思い出した時に時々練習するのではなく、毎日少しずつでも手本に触れ、真似て書く練習を続けることをオススメします。

使う紙は、まずは8マスノートから

まず練習する紙は、子供向けの学習ノートの8マスノートがオススメです。

大人の感覚からすると8マスは結構大きな感じがしますが、練習では「大きく正確に書くこと」に気をつけて書いてみましょう。

マス目は十字に区切られているので、字のバランスを自分で確認する時に参考にします。

ちなみに手本を元に練習する時は手本と書く紙はできるだけ近くに置いて「手本をしっかり見て、できるだけ手本に似せて書く」ことを意識して書きましょう。点や線の角度、字のパーツとパーツの感覚などをよく見て、似せて書こうとすると手本の字をしっかり観察するようになります。

実際に練習したもの

写真はは私が実際に手本を8マスノートに練習したものです。こう見るとアラが見えますねぇ・・・。(苦笑)

手本の字をしっかり観察できると自分が自然に書く字との違いに気づくことができるので、字の癖が矯正しやすいです。

ひみこ
ひみこ

ノートのままで書きにくい場合は、ノートを切り離して練習してもいいですよ。

マス目のノートで一通り練習できたら、小さいマス目のものや、罫線のみのもの、無地の紙などいろんな種類の紙にチャレンジしてみましょう。

ペンは書き慣れたものから段階を追って

練習に使うペンはお好きなものでOKです。

普段ボールペンを使うことが多い人は、ボールペンでの練習をオススメします。ペン習字を機に万年筆にトライしてみたいという人は万年筆を使ってみるのもいいですね。

ただし、慣れないペンは慣れるまで書くことが楽しくなくて練習が続かない、ということもあるのでペンの書き心地が気に入らなくて練習する気分がのらない時は、お気に入りのペンで練習しましょう。

まとめ

今回はペン習字テキスト「短期上達 ペン習字」をご紹介しました。

本のタイトル通り、短期間で効率よくペン習字を勉強したい人にはオススメのテキストです。しかも金額も安いし・・・本当に良書だと思います。

友達が私に「ペン習字を自分で勉強したいけど、何から始めたらいい?」と聞かれると、このテキストをオススメするほど、私がお気に入りの一冊です。

美文字テキストはたくさん販売されていますが、時代に合わせた変化を遂げつつ増刷を繰り返しているだけの実力と魅力を持ったテキストです。

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