こんにちは!ひみこです。
ここ最近ツイッターのタイムラインでやたらと「ホットクック」というワードを見かけるようになりました。例えばこんなツイート。
そしてほら、ホットクック、ようやく白も発売されましたので。ある意味、人をダメにする家電とも言えるホットクックですが、必ずお役に立てますよ。 https://t.co/3g9QUWlVN3 pic.twitter.com/Pu0dixaYfR
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) 2018年8月9日
料理は嫌いじゃないけど、子供と家の内外の仕事に追われて、台所とその他の場所を行ったり来たり・・・料理に集中して取り組むとか、楽しむ、みたいな余裕は今の生活ではほぼありません。(苦笑)
そう思うのは私だけではないと思います。
健康やコストを考えれば自炊がいい。
でも毎日慌ただしいから、楽して美味しいものが食べたい・・・。(笑)
そんな訳でホットクックが気になったので私なりに色々調べてから、旦那さんに「こんな便利なお鍋があるんだけど・・あったら便利そうじゃない?」となんとなく打診してみました。
へー!面白そう!ご飯作るのが少しでも楽になるならいいじゃん!買おうよ!
と二つ返事だったので、ポイントが溜まってる電気屋さんのポイントカードを握りしめて電気屋さんへ行って購入してきました。新しもの好きの旦那さんでよかった。(笑)
購入して3日、早速何品か作ってみて使い勝手がわかってきたので、実際に使い始めてみて感じたことなどをご紹介していこうと思います。
今回購入して、レビューするのは、この機種(KN-HW24C)です。
今回の記事は・・・
シャープの自動調理鍋ホットクック(無線LAN対応型)の購入・使用レビューです。
ホットクックの基本的な情報をご紹介
そもそも「ホットクックって何?」「自動調理ってどこまで自動?」と思ってる人もいると思うので、簡単にご紹介しますね。
ホットクックというのは、家電メーカーのシャープから発売されている電気鍋です。最初の機種は2015年に発売されています。
現在まで容量や昨日の追加をしながら販売している電気鍋です。
特徴としては以下の通り。
- 無水調理ができる
- 自動かき混ぜ機能があるので人がするのは材料を入れるだけ
- 予約調理ができる
焦げ付くのを防ぐために、鍋につきっきりになる必要がなく材料を入れてスイッチオンをしたら、鍋のことを忘れてOKです。
火加減調節からかき混ぜ、仕上がりまでホットクックにお任せなので、鍋を火にかけてちょっと他の用事済ませに行ってる間に焦げ付かせてしまった!という失敗がなくなります。
購入したのは品番:KN-HW24C無線LAN対応・大容量タイプ
今回私が購入したのは昨年の10月に発売された無線LAN対応モデル。容量は2.4Lの大容量タイプです。ちなみに無線LANモデルで大容量タイプは赤色しかありません。(2018年8月現在)
2018年夏に白の無線LAN対応のホットクックは発売されていますが、容量が1.6Lスタンダードサイズのみです。
- 我が家は4人分の料理を作ることと、
- ホットクックを使って作り置き料理を作るつもり
こういった理由から容量が大きいタイプを購入しました。
ちなみに、初代ホットクックから特徴的な真っ赤な色、結構好みが分かれるようですね。
昨今は家の中の什器をモノトーンなど主張しないシンプルなものが好まれる中で、あの真っ赤なボディ・・・「機能は気になるけど色で却下!」って人は結構いそうな気がします。
私は真っ赤がキッチンのアクセントになるかなーと思う派なので、真っ赤でも特に問題を感じてません。(笑)
色が気になるようなら、低い場所に置いたり使わない時は視界に入らない場所にしまうとかできるので、色が理由で便利なお鍋を使わないのは勿体無いな・・・と思います。
ホットクック開封!早速使ってみました!
電気屋さんで購入して、購入した日当日はお盆で実家に帰ったので開封できず。翌日自宅に帰ってきて、ワクワクしながら開封して、早速使ってみました。
箱の中身はこんな感じ。
おぉ、カバーかかってても赤い。(笑)
箱から出てきてこんにちは!箱から出して最初の印象は
おぉ〜でかい・・・
広い電気屋さんでみたサイズ感と、家で見る印象はまた違うんですよね。
しかも強めの赤の色とあいまって、存在感!!(笑)
早速無線LANにつないでみよう!
このホットクックの特徴は無線LAN接続できることなので、早速設定をしてみました。
ルーターの接続ボタンを押して、ホットクックの設定画面で「無線LAN接続」を選択すると勝手に接続してくれます。
説明書をみながら1、2分で接続完了しました。
特に難しい作業はないので、ネットに疎くても大丈夫です。(笑)
もしかして、家のルーターの場所わからないとか、接続ボタン押すのが怖い(笑)という人は、わかる人に一緒に説明書みてもらうといいかもしれません。
スマホにアプリを入れる
シャープのキッチン家電で無線LAN接続機種のものは、スマホアプリと連携することが可能です。今回私が購入したホットクックもその対象機種です。
そんな訳で「cocoro kitchin」というアプリをスマホに入れました。アプリはiPhone版、Android版両方あります。
私のスマホに入れたアプリがこれ。
アプリを入れて利用登録作業がありますが、作業自体は5分程度でできます。
登録後、アプリとホットクックを連携させます。
ホットクックにつないだ無線LANと同じ無線LANにスマホが繋がっていることを確認してから、画面右上のメニューアイコンをタップ。
遷移した画面で「家電登録」をタップ。
す無線LANに繋げたホットクックが表示されるので、選択して登録します。
登録の際にホットクックに名前をつけることができます。
ちなみに我が家のホットクックは
画像の通り、「板長(いたちょう)」という名前にしました。(笑)我が家の台所を取り仕切る存在になって欲しい、という願いを込めてみました。
よろしくお願いしますっ!板長!!
ホットクックで作ってみた!
さぁ、道具は使ってなんぼ!早速お料理してみましょう。ということで1品目ー!
一品目:豚肉のトマト煮込み
我が家のホットクック・板長さん(笑)に作っていただく最初の料理はこれににしました。(画像はアプリのレシピのスクショです。)
とはいえ、お盆の帰省から帰ってきて買い物にも行かずレシピ通りに食材は揃ってないので、冷蔵庫にパントリーにある食材で似たようなものを作ってみます。
スマホでレシピを検索し、材料を揃え、切ってホットクックに内鍋に入れます。
はい、投入完了。
この内なべをホットクック本体にセットします。スマホからホットクックへレシピを送信して、料理を開始します。
液晶に残り時間と火加減なとの状況が表示されます。
はい、これであとは放置、鍋に張り付いてかき混ぜたり、火加減を調整する必要はありません。
材料に火を通り始める頃から、いい匂いがするんですよねぇ。
自分はキッチン立ってないのに、キッチンからいい香りがするって最高です。(笑)
で、1時間ほど経過して、完成のお知らせが聞こえたので、ワクワクしながら中身をチェック!
おぉー!
カサがかなり減りました。(当然ですが。)
ふたを開ける前からいい香りがしていましたが、ふたを開けたらもっといい匂い♪
早速、実食!
コンソメと塩胡椒で味付けしていますが、味は野菜の甘みが強かったです。しっかり煮込んだ野菜の味がしました。
1点気になったのは、レシピよりも野菜を多めに入れたことでちょっと水分が多い感じがしました。甘みはあるけど、コンソメや塩の味がやや薄い感じもします。
無水鍋は野菜から出た水分を鍋に閉じ込めるのが特徴なので、当然水分が多い野菜をたくさん入れると水分が多く出て、味が薄まるのかもしれません。
最初に投入した調味料だけで出来上がった時にドンピシャの味になるのは、材料の水分量などは常に違うので難しいのかな・・・と思います。
出来上がったら一回味見をして微調整した方が好みの味で食べられそうな気がしました。
二品目:具沢山のお味噌汁
二品目は翌日の朝に具沢山のお味噌汁を作ってみました。娘の好きのかぼちゃときのこをたっぷり入れました。
無水鍋ですが、さすがに味噌汁はだし汁と具材を一緒に内なべに入れて炊きます。
かぼちゃのお味噌汁を自分で作ると、炊きすぎるのとかき混ぜすぎるせいで、かぼちゃがだいたい煮崩れるのですが、ホットクックで作ったのら写真の通り、かぼちゃの角がシャキッとしたまま出来上がりました。
煮崩れてないからまだちょっと硬いのかな・・・と思ったけど、全くそんなことがなく噛むとほろほろ崩れる感じでした。
通常、鍋でお味噌汁を作る場合は、具材に火が通って最後に味噌を溶いて、沸騰寸前まで炊く方法が味噌の香りが飛ばない美味しい作り方です。
しかしホットクックのレシピではスタートする時にお味噌を一緒に入れてもOKになっていたので、今回は味噌を具材と一緒に入れて作ってみました。
出来上がりの香りですが、最後に味噌溶いたお味噌汁よりは香りが少し弱いかな、と思いました。鍋に作り置きしてる食堂のお味噌汁って感じでした。(笑)
味噌の香りを楽しみたい場合は、味噌を一緒に入れずに炊いて、出来上がってから味噌を溶いてもう一度軽く再加熱する方法が良さそうです。
だしの味に野菜の甘みが溶け出して、味噌の味は薄めでも美味しいお味噌汁ができました。
三品目:野菜と鶏肉の無水カレー
3品目は無水鍋の本領発揮!の無水カレーを作りました。
このレシピはホットクック購入前からツイッターなどで美味しいという前評判を聞いていたので楽しみにしていました。
じゃがいもやにんじんが入る同じみのカレーではなく、材料は
- 鶏手羽元
- セロリ
- 玉ねぎ
- にんにく
- 生姜
- カレールー
というちょっと変わったカレーです。
鶏肉以外に材料は全てみじん切りなので、フードプロセッサーに放り込んで一気にみじん切りにして、ホットクックの内鍋に投入して、最後に鶏肉とルーを乗せたら、レシピを選択してスイッチオン!
1時間ほどで完成するので、その間にご飯を仕掛け、サラダを作ってテーブルをセットした頃にカレーが出来上がる感じでした。
にんにくや生姜が入ると、子供には少し辛くなったようなので、子供の分は出来上がって食べる前に小鍋にとって牛乳で伸ばして辛さをまろやかにしてから食卓に出しました。
子供達の反応はこんな感じでした。
ホットクックで作った無水カレー、2歳と4歳にも大好評。
娘は一口食べるごとに、
おいひぃ!作ってくれてありがと!
って言いながら食べてたし、息子は無言で一気にかきこんでた。
— ひみこ@書いてます。 (@himikoraimi) 2018年8月15日
ホットクックの購入を決めてから無水カレーを楽しみしていた旦那さんは
美味しい!お店で食べるカレーみたい!
と反応は上々♪
簡単でみんなが喜んでくれて、私、嬉しい。(笑)
一緒に炊いた手羽元はほろほろになっていて、骨から身がスプーンで外せるほど柔らかく炊けていました。
料理を作る側としては、にんじんやじゃがいもの皮をむく面倒な作業もなく、材料はフープロで一気にみじん切りにできるし、作業にかかる手間暇は少なくて済んで、美味しい最高のメニューでした。(笑)
じゃがいもやにんじんが入っている定番のカレーよりも、今回の無水カレーを我が家の定番にしようと心に決めました。(笑)
上記の3つの献立の他に、あとひじき煮とかぼちゃを蒸したり、稼働3日目にして大活躍です。
使ってみてわかった、ホットクックの「デメリット」と「メリット」
実際に何品か作ってみて感じたホットクックのデメリットとメリットをご紹介していきます。
ホットクックのデメリット
まずはデメリットから。私の感じたデメリットは、以下の通り。
ホットクックのデメリット
- 大きいのでキッチンでの存在感がすごい
- 大容量タイプは真っ赤な機種しかない(2018年8月現在)
- 鍋に投入するまでの作業で済むが、料理時間は長い
- 自動調理とはいえ、公式レシピ通りに作っても、野菜の水分含有量の個体差や使う調味料の味、自分の好みで仕上がりを確認後、味の調整は必要
こんな感じです。
大きさと色の存在感がすごいので、その辺をデメリットと感じる人はいるかもしれないなーと思います。真っ赤なのが気になる人は無線LAN対応機種のスタンダードサイズで白が出ているのでそちらがオススメです。
調理に関しては、かかる時間を見越して早めに内鍋の準備して予約調理にするなど、段取り力が必要だなーと思いました。
あとは、レシピがあるのでその通り材料を揃えて内鍋に入れればいいのですが、毎日の料理ではレシピ通りの食材がきっちり揃うわけではないので、似たようなレシピを探すか、手動調理(レシピを選択せず加熱調理をするモード)を利用するなど、臨機応変な対応も必要です。
自動調理とは言いますが、鍋に入れさえすればなんでも美味しくなっちゃう魔法の鍋ではないので、結局味付けなどの微調整は自分でする必要があります。
ホットクックのメリット
使って見て感じたメリットは以下の通りです。
ホットクックのメリット
- キッチンにずっといなくていい!!
- 料理のレパートリーが増える!
- 食事の準備の精神的な負担がかなり軽減される
- 無線LANモデルはレシピの検索が楽!
かき混ぜなくていい、火加減気にしなくていいので、内鍋をセットしてスタートしたら鍋のことは忘れて他のおかずを作るもよし、キッチンを離れて他の家事をするもよし、テレビを見るもよし・・・
私、今料理してるのにキッチンに居なくていいの・・・ふふふ・・・
という、清々しい開放感を味わえます。(笑)
一品つきっきりで作る作業がなくなるだけでも、ご飯作りがかなり楽に感じました。
毎日ご飯を作っているとだんだんと献立がマンネリ化してきてたのですが、ホットクックに登録されている献立はたくさんあるし、無線LANモデルは登録レシピをダウンロードして拡張性があるので、料理のレパートリーを増やすことができます。
我が家の献立のマンネリ化に風穴が空いた感じがします。
あと、スマホと連携できるとレシピの検索が楽だし、スマホでみたレシピをホットクック本体に送信することができるので、ホットクックをピコピコボタン操作してレシピを探さなくていいのがよかったです。
ホットクックはこんな人にオススメ
そんな訳でひとまず3日ほと使ってみて感じたことから、ホットクックはどんな人にオススメかな、と私なりに考えてみました。
ホットクックはこんな人にオススメ
- 仕事、家事、育児と忙しい人→少ない手間で料理が完成します。
- よく料理を作るけど献立がマンネリ化している人→多彩な公式レシピで自分の作ったことがない料理も手軽に作ることができます。
- 自分だけでなく家族にも料理をしてもらいたい人→火を使わず料理できるので、子供でも安心。(切るのはもちろん注意が必要ですが。)作業工程も少ないので料理が不慣れな人にも作ることができるメニューもたくさんあります。
自分で作る料理の手間を削減する方法と、作業が単純にすることで料理の作業自体を人に振る方法で、毎日料理に携わる人の負担を軽減することができるのではないかと思います。
毎日料理に携わる人が他のことをする時間を捻出するために導入する、という考え方もありますが、普段は作ってもらって食べる専門の人が料理に挑戦するスタートラインに立つために導入する、というのもいいのではないかなーと思います。
我が家も旦那さんが
こんなに簡単に美味しくできるなら、僕も何か作ってみようかな
と言っていたので、その言葉は聞き逃さず今度の休みにでも何か作ってみてもらおうと思います。(笑)
ぶっちゃけ、ホットクックの価格は高いのか、安いのか
自動調理ができ、毎日の料理の負担が軽くなる便利家電ホットクックですが、お値段だけの価値があるのでしょうか。
今回購入したホットクックは約53000円。
休日に家族で出かけて、夕方帰ってから晩御飯作るの面倒だから外食をすることが月に2〜3回あったとして・・・。
4人家族の我が家の場合は1回の外食で4000〜5000円かかります。
4000円×3回=12000円
出かける前に炊飯器とホットックックを帰宅予定時間にタイマー予約しておけば、疲れて帰ってきてキッチンに立たなくても、帰ってすぐ出来立ての料理で晩御飯を食べることができ、休日の外食費の節約に繋がりそうです。
金額で元が取れるかどうかという問題もありますが、何よりも毎日のご飯作りの負担が軽くなる、ということに結構価値があるのではないかと思います。
あとは、購入したらしまいこまずにガンガン使う!これが一番「いい買い物をした」と思う方法だと思います。慣れるまでは、段取りを考えたり、今までの方法より面倒を感じることもあるかもしれませんが、使いこなせるようになるとかなりの戦力になる家電だと思います。
まとめ
今回はホットクック(無線LAN対応機種:KN-HW24C)を購入して3日使ってみたところで感じたことを元にレビューをご紹介しました。
自動調理鍋ですが、意外と頭を使う電気鍋だと思います。(笑)
食べる時刻と自動調理に掛かる時間を確認してそれに合わせて準備をする必要があるし、最初から調味料を入れて調理を始めるのでレシピと材料の量が変われば自分で調味料の量は調整する必要があります。
和食の繊細な調味は料理ができてからの味の調整が必要な場合もありますが、カレーやシチューなど材料を投入するだけで完成後の調味があまり必要なさそうな献立も色々作れます。
まずはそういった細かな調味なしで作ることができる料理で、ホットクック調理に慣れていくのもいいですね。
ちなみに、このホットクック発話機能があり、おしゃべりをします。
静かなキッチンで突然喋り出してびっくりすることもありますが、喋る機能があると妙に親近感を感じます。
あと1分でできますよ!
と言われると、思わず「はーい」って返事してしまいます。(笑)
まさに、キッチンに新たにやってきた相棒って感じがします。相棒と協力して毎日のご飯作りを快適に、効率よく進めていきたいと思います!
今回紹介したホットクック(無線LAN対応・大容量2.4L)はこれ。
無線LAN対応のスタンダードサイズ(1.6L)、今のところシリーズ唯一の白はこれ。
シャープ ヘルシオ ホットクック 1.6L AIoT対応モデル ホワイト KN-HW16D-W
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