今回の記事はわたしの「一人語り」です。お時間あって読んでもいいよ!って方だけ読んでください。(笑)
記事のタイトルの通りですが、ブログの名前を「主婦日報」から「わたしジャーナル」に変えました。
あまり変わり映えしない気もしますが・・・「主婦」という文字を無くしたことで、わたし自身はスッキリしています。
定期的に更新できてないブログなので読む人がいるかわかりませんが、今回ブログの名前を変えようと思った経緯をブログに書いておこうと思います。(自分の考えてたことの記録という意味でも)
きっかけは入院生活
ブログの名前を変えたいなーと思い始めたきっかけは、昨年のトータル4ヶ月の入院生活でした。
入院生活では、わたしは「いち患者」。妻でも母でもなく「わたし個人」として扱われます。
また、コロナの影響で家族の面会も制限さていたので、家族ともほとんど会えず。家族と物理的に距離ができると「妻でも母でもない【ただのわたし】」として過ごす時間が増えました。
そんな、わたし個人として扱われる機会が増え、自分自身も【ただのわたし】として過ごす時間が増えて、改めて気づいたことがありました。
「わたしは、わたし。」
入院という普段と違う環境で改めて気づいたのは、コレでした。
「わたしは、わたし。」
・・・ま、当然といえば、当然なのですが・・・。(笑)
ここ数年、特に「母」としての役割に忙殺されてきて「わたし個人」という思考回路が錆びついてしまったようで。自分が「誰れかありき」の母や妻である前に「ただのわたし」だという感覚が自分の中で希薄になっていたな、ということに気づきました。
見失っていた「わたしとの再会」とでも言いましょうか、そんな感覚。
ここ数年は口では
「母でも趣味や時間を大切に!」
みたいなことを言いながらも、実際にそれを行動に移し家族の介入なく「わたし個人」が楽しむことに幾分の罪悪感を感じていました。
週1回小規模な書道教室をしているとはいえ、気分は「専業主婦」だし。家事と子育てしかしていない生産性のないわたしが一丁前に楽しんでいいのか、と。
その罪悪感を払拭するためにも家事・育児をするときは、自分のことは後回しで頑張る中で「わたし個人」という感覚が希薄になっていったのだと思います。
そんな生活から、突然入院生活で環境が変わり、わたしはわたしとめでたく再会したわけです。
「主婦」と名乗ることに違和感
入院生活に伴う環境の変化で「わたしとの再会」を果たしたわけですが、今度は自分のことを「主婦」とカテゴライズすることに違和感や嫌悪感を感じ始めました。
実際、他人から見ればわたしは、主婦以外の何者でもないでしょう。
でも。わたし自身が自分を「主婦」と自分を分類する必要はないと思ったんですね。それこそ「わたしは、わたし」でいいではないか、と。
妻や母など「誰かありきのわたし」ではなく、「ただのわたし」がいいな、と。もちろん、家族をないがしろにするわけではありません。
「自分のことは後回しにして当然なのが主婦」みたいな感覚は、もう要らないな。と。自分も家族も大事、それでいいのではないかと。
そこで気にかかったのがこのブログでした。「主婦日報」。
「主婦」というワードにも引っかかるし、日報と付いていながら更新も滞っている状態のブログ。(苦笑)
ブログを作った当時は自分が主婦であることを疑うこともなかったのですが・・・今のわたしとはかなりズレを感じました。
ブログの名前に「主婦」がついていると、自分から発信する内容を「主婦」のカテゴリに絞り込むことになります。
そうすることで、自分を主婦たらしめとうよしていたんだなーと、家事育児を頑張って主婦らしくいようとしながらも、ブログを作った2017年当時のわたしを思うと、息苦しく感じました。
更新が滞っていた理由
わたしはネットに何かしらの文章や言葉を書いては放流することが好きです。
あれこれ放流する方法を変えながら、かれこれ20年以上(!)やっています。「20年以上」と文字にして自分でも「そんなに経つのか」とびっくりしました。
ネットに自分の言葉を放流するのは、単純に書くことが楽しかったり、その言葉を介して誰かと交流できることが喜びだったりします。
ところが2017年にこのブログを始めてから「ブログを書く」のが楽しいと思えなくなってしまいました。それは、当初このブログはゴリゴリの「収益ブログ」として育ててやろうと思っていたからです。(笑)当時は
主婦でも月○万円の収益あげました!
みたいな収益報告をする主婦ブログがたくさんあり、それを見てわたしもやってみようと思ったわけです。自分と同じような主婦に向けてお役立ち情報を発信しようと。
しかし、主婦ブログは数も多く、強い主婦ブロガーがすでに活躍してるし、主婦というカテゴリの中での話題にも限界があり・・・。
書いても大した収益にはならず、挫折感。
でも始めたからには頑張らなければ・・・という義務感。
挫折感と義務感がしんどくて、結局更新をほとんどしなくなってしまいました。以前は単純に文章を書くのが楽しかったはずなのに、ブログが面白くないと感じていました。
ブログで「書くこと」と「ただのわたし」を楽しみたい
抽象的な内容も含みつつ、だらだら書いてきたのでここまで読んでくださってる人がいるのか謎ですが。(苦笑)
書いてきたような経緯を辿って、今回ブログの名前から「主婦」という冠を外すことにしました。代わって新たについた冠は「わたし」です。
「ひみこジャーナル」でもいいかと思ったんですけど、なんか40も超えて自分の名前をブログ名につけるのもなんか恥ずかしいので。(←考えすぎ。)それに「わたし」という言葉の柔らかい音がいいな、と。
これまでは「主婦としての」わたしの興味関心のあることを記事にしようとしてきましたが、これからは「わたし個人」の心が赴くままに楽しく書いていこうと思ってます。
自分の経験したことがどなたかの役に立てばこの上ない喜びです。そんな訳で、これまでのように何かを紹介するような記事は今後も書いていくつもりです。
あと、ブログ内の広告に関しては最低限の仕様で継続していくつもりです。(これは自分がこれまでブログに関して勉強してきたことを無駄にしたくない、有料のサーバなど運営費がかかってるので足しにできるとありがたい、という想いからです。)
わたしが何かを発信する手段は、ネットに言葉を放流させることか、書道くらいしかありません。その「わたしを表現」をできることを大切にしていこうと思っています。
「誰かありき」のわたしではなく、「ただのわたし」の輪郭をくっきり鮮明にしていくような・・・「ただのわたしの興味関心」にもっとフォーカスした活動をしていけたらこれから楽しく生きていけそうな気がします。
とはいえ、「ただのわたし」を構成すえう要素に、家族は含まれます。家族との貴重な日々もブログに記録していけたらいいな、と思います。
あと、わたしの新たな個性として昨年わたしの人生に突如現れた病気との戦い?共存?についても継続して書いていきます。
以前のように、反応を気にせず好きなことを書き、単純にブログを書くことを楽しんで、良い反応があれば素直に喜んで、読者と交流が持てたら嬉しい、のような経験ができるブログになることを期待しています。
名前を変えて心機一転「わたしジャーナル」と、それを運営する人・ひみこを改めてよろしくお願いします。
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