感情的に怒らない子育てをする!と決意したら、わかってきたこと・感じたこと

f:id:himiko76:20180201002816p:plain

こんにちは、ひみこです。

 

今日は子育ての話題です。

 

 

我が家は3歳男児、2歳女児の兄妹がいるのですが。二人で遊べることも増えてきて楽な反面、喧嘩したり、二人で調子に乗っていたずらしたり・・・

 

「こらー!!」

 

と思わず、私が大きな声で怒ることも増えてきました。

 

また、子供それぞれの思いやこだわりも発揮され始める時期なので、こちらの思うように色々な工程が進まずイライラすることもよくあります。

 

いけないと思っても、自分のイライラに任せて感情的に子供を叱ってしまって後で後悔するなんてのは、私だけでなく多くのお母さんが経験してるんじゃないかな、と思います。

 

そんなわけで、今回は子育て中の怒り方・叱り方・感情コントロールなどに関して、参考になった本もご紹介しつつ書いていこうと思います。

今回の記事は

  • 子供についつい厳しく怒ってしまう親御さん
  • 子供をついきつく怒って後悔する親御さん
  • 子供の怒り方を悩んでいる親御さん

何か参考になることがあるかもしれません。

 

私の場合とりあえず「感情的に怒らない」と決めた

f:id:himiko76:20180131210915p:plain

子供が色々できることが増え興味関心が広がるこの時期、思いもよらぬことをしたり、親の指示することがなかなか実行できず、私のイライラが募る場面が増えました。

 

 

こらー!!なんでこんなことを・・・!!

 

 

と、つい感情に高ぶりに任せて厳しく子供を怒ることが増えてきました。

怒ったあと「厳しすぎたかな」と反省することもあるし、感情的に怒ったあとは私自身も精神的に疲れて家事や仕事をするモチベーションが下がるんですよね。

 

感情的に怒るって、いろんな意味で非効率的・・・。

 

なんとなくそう思うようにになって、とりあえずダメなものはダメと注意するにしても「感情的に怒る」というのはやめてみよう、と決めてここ数週間実行しています。

 

感情的に怒らないと決めた結果、自分が楽になった

f:id:himiko76:20180131211347p:plain

で、「感情的に怒らない」と決めて実行した結果、私が感じているのは

私が感じたことは・・・

  • 感情的に怒らない方が子供は素直に聞く
  • 感情的に怒らない方が言いたいことが言える
  • 感情的に怒るのは自己満足かも
  • 冷静に注意すると疲れない

この4点。

それぞれ簡単に説明すると・・・

感情的に怒らない方が子供は素直に聞く 

怒りに任せて感情的に怒ると、その高ぶった感情の分だけ子供も「怒られた!」「悔しい!」「悲しい!」という負の感情が増幅するようで、怒れば怒るほどこちらの言っていることを素直に聞き入れようとしません。

 

 

その聞き入れない姿をみてまたイライラが募って・・・という負のスパイラルに陥りがち。

 

 

でも、何か子供を注意しなければならない事案が発生したときに感情的に怒らずに、一呼吸置いて冷静に注意ができると、子供も冷静に私もいうことを聞いて行動を改めてくれることが増えました・

 

感情的に怒らない方が言いたいことが言える

感情が高ぶると涙が出たりして言いたいことが言えないって人いませんか?私はそのタチの人なんですけどね。

 

感情に任せて第一声「コラー!!!」って怒り始めると高まった感情がの内訳を言葉で子供にきちんと説明できず

 

 

んもー!!!!ふがふが!

 

みたいな、ただただ怒ってる、みたいな状況によくなってる気がします。

でも、感情的になる前に一呼吸「冷静に、冷静に」と思ってから子供に注意をし始める時は、

 

なぜそれが悪いのか。そういうことをされると他者がどう思うか。

 

ということをきちんと子供に伝えることができるようになりました。

 

感情的に怒るのは自己満足かも

感情に任せて怒るのは瞬間的な「ストレス発散」なんだなーということに気づきました。

子供が親の私がして欲しくないことやってる・・・というストレスに対して、大きな声や厳しい言葉を子供に向けることでそのストレスが一瞬昇華するような気がするんですよね。気がするだけなんですけど。(苦笑)

 

結局高まる自分の感情に、さらに自分で乗っかってしまって怒りが治らなくなるんですけどね。

 

 

感情的に怒られて子供も素直に聞けなくなって逆効果だしし、親の自己満足でしかないな、と思います。

 

冷静に注意すると疲れない

感情的に怒らなくなって一番良いのがこれでした。

 

まー、感情的に怒ると子供も泣き叫んだりしながら抵抗してきたり、素直に聞き入れなくて反抗的な態度を取られると私がまたイライラ・・・。

 

私も子供もヒートアップして、怒ったり注意したりする時間が長くなるし、高まった感情を収めるのに時間もかかるし、感情が落ち着いてくると「怒りすぎたな・・・」と反省するし・・・とにかく気持ちが疲れるんですよね。

 

でも冷静に注意すれば、注意し子供が聞き入れるまでにも時間は短いし、自分の感情の起伏に自分が振り回されることもなくなりました。

 

 

精神的な疲れが軽減しました。

 

感情的に怒る必要なかった

f:id:himiko76:20180131212035p:plain

意識して感情に任せて子供を怒ることをやめてみると、できないことでもないし、良いことばかりでした。

 

これまでの、エネルギーを使う怒り方をしてたのはなんだったのか・・・(苦笑)

 

単純に一瞬の感情の動きを自分がコントロールできず、その感情にのまれてしまった結果だったのかな、と思います。

 

思わず「もー!!」と思わず言いたくなるようなことを、子供がしていることに気づいても一呼吸「怒らない方が伝わる」と自分に言い聞かせると、冷静に子供に注意することができるようになりました。

 

でも、演出として怒ることも必要

f:id:himiko76:20180131212518p:plain

怒らなくても子供には伝わることはわかったけど、じゃあ全く怒らないのかというとそういうわけにもいかないと思うんですよね。

 

とはいえ、子供に「してはいけない大変なことをしてしまったんだ」と認識させるために演出として怒る、というか「エモーショナルに教え諭す」感じは必要なんだと思います。

 

そのエモーショナルに教え諭す時というのは

エモーショナルに教え諭す時・・・

  • 子供自身の命や健康に関わる行為をした時、しそうな時
  • 子供が他者の心身を傷つける行為をした時、しそうな時

主にはこの2点で良いんじゃないかな、と最近思うようになりました。

「死ぬこと以外はかすり傷」に境地ですね。

 

親として子供への期待が怒りに繋がる

f:id:himiko76:20180131232207p:plain

 

もちろん親としては、お行儀よくいてほしいし、親のいうことを聞いてスムーズに行動してほしいし、好き嫌いなくなんでも食べてほしい・・・子供に対する期待や願いは、尽きません。

 

「親の期待や想い」で子供に対して年齢相応ではない高い要求を持って、その期待に子供が応えられないと怒ってしまっているんじゃないかな、と思います。(私の場合。)

 

でも自分の子供に「全く期待をしない」というわけではなくて、子供が飛び越える「期待のハードル」を低く設定しておけば良いんじゃないかなと思います。

 

 

そうすると、私も子供も心が楽!

 

よそ様の子と比較して親が勝手に焦らない

f:id:himiko76:20180131232605p:plain

あと、つい怒ってしまう原因がもう一つあって。

それが「親の焦り」なんですけど。

特に発達に差がある就学くらいまでの時期は

 

 

「◯◯くんは**できたのにうちの子はまだ・・・。」

 

みたいなことが山ほどあるんですよねぇ。(苦笑)

 

生まれて寝返りから始まって、発語、はいはい、つかまり立ち・・・もう少し大きくなると、卒乳、トイトレ・・・

 

自分の子供が一般的な進度に追いついていないことが気になりだすと、できない子供につい厳しく言ってしまいたくなる時があるんですよね。

 

私も息子が話すのもトイトレもマイペースで「◯◯ちゃんはもうできるのに!」とついついイライラしてしまうのですが、イライラしている私に旦那さんが

 

 

 

よその子と比べる必要がないじゃん!

 

と言われて、急に心が軽くなりました。

 

何かを成し遂げるのは子供自身であって、子供なりに気分や条件が揃う時期が来ればできるようになることがほとんどだし、先天的にできないことであればなおさらイライラして怒ることはなんの解決にもならないんですよね。

 

しかも親が自分のできないことでイライラしているという状況は子供にとってはこの上えなく辛いことですよね。

 

私が感情的に怒らないと決めてから気をつけていること

f:id:himiko76:20180131233212p:plain

怒らないということが、自分にも子供にもメリットが多いなと思います。

 

とはいえ、ついつい口をついて「コラー!」って言いたい時もあるんですけども。

(苦笑)「コラー!」と言わなくて済むようにこんなことに気をつけています。

私が気をつけていること

  • 子供に早く動いてほしい時は、自分が予定より15分早く動くつもりで。
  • 子供に触って欲しくないものは子供の手が届かない場所に。その対処を怠って子供が触って壊してしまった時は「手が届く場所に置いた自分が悪い」と思う。
  • 汚れたら掃除や洗濯をすればいい、と思う。
  • よそ様の子と比べることはなんの意味もない、ということを念頭におく。
  • そもそも子供は親の思い通りになるものじゃない、と自分に言い聞かす。
  • 怒りの感情のスイッチが入りそうな時は一回深呼吸!

単純なようで、このあたりを気をつけるだけで結構子供に対してイライラしたり感情的になる回数が減ったように思います。

 

あと、これ子供に対してだけでなく、大人どうしのお付き合いでも結構通じるところがあるな、と思います。

 

子供に限らず、他者は自分に思うようにならないってことですよね。(苦笑)

 

ちょうどいい本を読んだので合わせてご紹介します

f:id:himiko76:20180131233526p:plain

子供の怒り方を考えてる時、ネットで検索して気になる本を見つけたので、取り寄せて読んでみました。

 

この本、上で私が怒ることに関して悩んでることへの答えも、私が感情的に怒らないために気をつけていることも対処法の一部として紹介してあって、私にとってはとってもタイムリーな本でした。

 

その名もズバリの本ですね。

内容としては1970年代にアメリカで提唱された「アンガーマネージメント」をベースに本の著者が子育ての場面に合わせてアレンジしたメソッドが紹介されています。

 

「怒ってはいけない」とか「怒ることが絶対の悪」という内容ではなく、「親だって人間」という観点の元、いかに怒りをコントロールするかということがいろんな側面から紹介されています。

 

ついつい子供に怒ってしまうとか、そろそろ子供の「だめだよ!」と怒る場面が増えてきたけどどういうスタンスで注意をしていいのか迷っているお父さん・お母さんには参考になる本だと思います。

 

今日のまとめ

今回は、ついついガミガミお母さんになってしまう私が「怒りの感情に任せて怒ることをコントロールした結果感じたこと」をご紹介しました。

 

とはいえ、それでも突発的に「もー!!なんでーー!!!」って子供についつい言ってしまうことはあるんですけどね。

 

それでも「怒りをコントロールできる」ということがわかっているだけで、くどくど長い時間怒ることもなくなったし、不必要に子供を怖がらせたり不安にさせることは減ったと思います。

 

そして何より、自分自身が楽になったように思います。

 

怒りの感情って結構エネルギーを使いますからね。

ツイッターでも時々つぶやきますが私はなかなか「菩薩」のようなお母さんにはまだまだなれそうにないので、自分の怒りをしっかりコントロールして子供と付き合って行こうと思います。

 

今回も最後まで読んでくださってありがとうございました! 

 

コメント