昨年の続きコロナ禍の夏休み。コロナ禍に加えて2021年は猛暑らしい。
夏休みはコロナや暑さ避け自宅で過ごすのが安心・・・とは思うけど、夏休みの30〜40日間子供と何をして過ごせばいいのか・・・そのうちネタも尽きる・・・と戦々恐々としている方も多いのではないでしょうか。

わたしもその一人です。(苦笑)
せっかくの夏休み、親はできるだけ心身の消耗を減らしながら(笑)、子供には楽しく夏休みの思い出を作ってほしいですよね。
そこで、今回は私自身が情報収集してきた「子供と自宅で過ごす夏休みのアイディア」をご紹介していきます。読めばきっと夏休み子供と過ごすヒントが何かしらあるはずです。
<今回の記事はこんな人にオススメ>
・幼稚園〜小学校低学年程度のお子さんと2021年夏休みを過ごす親御さん
・親だけじゃなく、おじいちゃん、おばあちゃん、おじ、おばの皆さん
・コロナ禍でも猛暑でも夏休みの思い出を作りたい人

ちなみに我が家の子供達が幼稚園年長と小学1年生なので、そのあたりの年代のお子さん向けの情報が多いです。あしからず。
紹介するアイディアは「図画工作・創作系」「運動系」「勉強系」「夏のアクティビティ」「食のアクティビティ」「そのほか」の6カテゴリに分けました。
図画工作・創作系
まずは「図画工作・創作系」です。
子供が興味を持って夢中で取り組んでくれるネタに出会えたら、見守る側は結構「時間稼ぎ」ができます。子供が気に入ったネタがあれば夏休みに何度かリピートしてもいいですね。
アクアビーズ
最初は「アクアビーズ」です。5ミリ程度の球体のビーズを並べて接着して、絵柄やモチーフを制作するハンドメイドトイです。
パーツ同士を霧吹きなどで吹きかけた水で接着するので「アクア」ビーズと言います。
細かいパーツを扱うので、お子さんは口や鼻にパーツを入れてしまわないように注意が必要です。
最近は類似品は100均でも販売していますが、初めてする場合はビーズを並べるプレートなども一緒になっているスターターセット的なのを購入するのがオススメ。
こまかいビーズを床にぶちまけて大惨事・・・ということもあるので、家の中での持ち運びやセッティングや必要であれば大人がフォローしたほうが良さそうです。



我が家の子供達はアクアビーズに取り組んでいます。最初は集中力は持たなくても、慣れてくるとだんだん大きな作品を作れるようになりますよ。
アクアビーズは、メーカーのサイトに図案も豊富に紹介されているので、作るもののネタが尽きることがありません。公式サイトに「イラストシート」が公開されています。
パーラービーズ(アイロンビーズ)
続いては「パーラービーズ」です。一般的には「アイロンビーズ」という名称で呼ばれていることが多いかもしれません。
パーラービーズも先に紹介したアクアビーズと同じように、小さなビーズを並べて接着して絵柄やモチーフを作るハンドメイドトイです。アクアビーズは水で接着するのに対して、パーラービーズはアイロンの熱で接着します。
アイロンを使うので、接着するところは必ず大人が手伝う必要があります。
こちらも100均一に類似品もありますが、初めて使う場合にはアイロン以外の必要なものがセットで揃っているものを購入するのがオススメです。
パーラービーズも公式サイトから図案の下絵がダウンロードできます。(公式サイト>上部メニュー「下絵ダウンロード」)
また、個人でアイロンビーズの図案を配布されている人も多くいらっしゃるので「アイロンビーズ 図案 無料」などの検索ワードで検索すると色々な図案を入手できます。

アクアビーズもパーラービーズも、細かいパーツを使うのである程度大人の見守りは必要ですが、慣れてくると黙々と作業してくれるので、隣で家計簿つけたり、パソコン作業など近くで座り作業ならできます!(我が家の場合。)
工作
次は「工作」。
毎日の生活で出る廃材・・・
- トイレットペーパーの芯
- 食品トレイ
- 空き箱・段ボール
- ペットボトル
- 牛乳パック
こう言ったものを処分せずにストックしておけば、お金をかけずに材料を調達することができます、「今日は工作するぞ!」という日にハサミやテープマジックなどと一緒に子供に渡してみましょう。
我が家の長男は廃材工作大好きで、「へー!そんなものつくるんだ!」というものを作ったりするので制作風景を眺めていると結構面白いです。
でも中には「何作っていいかわからない」というお子さんもいるかと思います。そういうお子さんにはお題やテーマを大人が決めて、材料も限定して一緒に制作をしてみるものいいですね。
ネットで「廃材工作」と検索をすれば、たくさんのアイディアが紹介されています。
廃材をストックしたくないという人は100均などで安く入手できる紙皿、紙コップで制作できる工作をしてみてもいいですね。
はじき絵
次は「はじき絵」です。
- 画用紙
- クレヨン
- 水彩絵具
- 筆
- 水
大人の人は子供の頃、幼稚園か小学校でやったことがある人が多いのではないでしょうか。
画用紙にクレヨンで絵を描いて、その上から水分を多めに含ませた水彩絵具を塗る絵画の手法です。クレヨンの油分が水彩絵具を弾くので、クレヨンで描いた部分が浮き出て見えます。
この手法を使えば、夏なら・・・
- カラフルな花火をクレヨンで描いて→黒や紺の水彩絵具を上から塗る→花火
- クレヨンで海の生き物を描いて→青や水色の水彩絵具で上から塗る→海の中
こんな題材の絵が描けそうですね。
水彩絵具は上手に塗る必要もなく、クレヨンの上を思いっきり筆を走らせていいので子供にとっては楽しい体験になるのではないでしょうか。

クレヨンは水彩絵具を弾く感じにハマる子は「もう1枚!」となりそうなので、画用紙を多めに準備しておくことをオススメします。
塗り絵

次は子供との時間潰しの王道「塗り絵」。
目新たしさはないですが、好きな絵柄の塗り絵なら子供は結構熱心に塗ってくれますよね。
100均、書店などで入手してもいいですが、自宅にプリンタがあれば気に入った絵柄だけを印刷して気軽に楽しむことができます。
ぬりえをしっかり楽しみたいなら、この機会に色数が多いちょっといい色鉛筆を購入してみるのも面白そうですね。
レゴ
ビー玉トンネル迷路
新聞テント
動画作り
入浴剤作り
ジグソーパズル
水鉄砲作り
運動系
家で過ごすことが多くなる今年の夏休み。親子ともども運動不足がきになるところです。家や人混みを避けて適度に運動できるアイデアを挙げていきます。
ラジオ体操
昨今はコロナ禍の影響や、親の負担軽減のために地域単位でするラジオ体操が中止や廃止になるところもあるようです。(わが家の地区でもそう)
でも、だらだらしてしまいそうな夏休みの朝、ラジオ体操があることで生活リズムが整いやすいですよね。
朝以外の時間でも、家で過ごすことが多くなる夏休みなので、運動不足解消に1日数回するのも良さそうですね。
Youtubeコンテンツ
無料で使えて多彩なコンテンツがあるYouTube。子供向けのエクササイズ系コンテンツも豊富です。
マンションにお住まいで「ジャンプするような動きのあるものはできない」というかたもいらっしゃると思います。
そんな時は、早朝など人気の少ない時間の親子で公園へ散歩にでもいってついでに、スマホの映像をみながらエクササイズをするのもよさそうですね。
早朝の散歩
猛暑だし、コロナも心配だし、基本的には子供をつれてあちこちウロウロしにくい夏休みですよね。
でも家の中に取り篭りっぱなしは、親子ともども気分的に煮詰まります。
家で過ごす時間に飽きてから散歩に出かける頃には、外はずいぶん暑い時間になっているはず。暑い中散歩に出るのは熱中症の心配もあるので、避けたいところですよね。
そんなわけで、早朝に散歩してみるというのはどうでしょう。
まだ暑くなる前の時間帯ですし、早朝は比較的人でも少ないので、密になることもなさそうですよね。
勉強系
入学を控えた年長さんや小学生は、夏休み期間「遊ぶ」だけではなく、少しでも宿題以外の「勉強的なこと」をしてほしいな、というのが親心ですよね。
少しでも楽しんで勉強的なことができるアイデアを上げてみました。
通信講座・タブレット学習
自宅で、年齢・学年に応じて効率よく学習したいならやはり通信講座でしょう。
中でも昨今増えてきたタブレット学習は、こどもが楽しみながら取り組めるツールです。小学校からタブレットやPCを使った授業もはじめるので、扱いに慣れるためにもいいかもしれませんね。
他、小学生ならば通信講座ではなく、夏休み期間に1学期の復習にフォーカスした冊子のワークを家庭で取り組むのも良さそうですね。Z会や学研がその手のワークを発売していて、書店やアマゾンで1,000円以下で購入できます。
1日にたくさんするのではなく、少量を毎日することで毎日机に向かう習慣づけのいい機会にもなりそうですね。
字の練習(書写や習字)
就学前のお子さんはひらがなの習得のために、小学生の場合は整った字を書く練習を夏休みの期間で練習すると2学期からの学習に役立ちます。
やはり整った字でノートをとれる、というのは学習の基礎を支える部分になると思うので、夏休みのように時間がある時に少しでも練習しておきたいですね。
市販の書写ワークを使うもよし、教室に通うもよし、親子で練習するもし・・・。

ご家庭で練習するなら、当ブログで、わが家の子供のために作成した「書写シート」を無料で配布していますのでご活用ください。
親子で交換日記
書写のようにただ単に字を書くのはつまらない、もう少し楽しんで取り組みたい、というお子さんやご家庭は、家族や親子で「交換日記」をしてみるのはどうでしょう?
まだ字を書くのが難しいお子さんや、絵を描くのが得意なお子さんは、絵日記でも面白そうですね。大人から子供に一方的に「書きなさい」というのではなく「交代で一緒に書く」といういのが子供にとっては楽しい体験になりそうですね。
その日あったことを書くだけでなく、一問一答形式や絵しりとりなど、ノートだからこそできるコミュニケーションを楽しんでみましょう。
気軽に始めるためには普通のノートでスタートするのがオススメ。絵を描くことも想定するなら横罫や縦罫のノートではなく「方眼罫」のものが使いやすいです。
一般的なノートでも十分ですが、親子で書くための交換ノートというのも昨今は販売されているようです。

わが家はこれまでなんどか交換日記をスタートさせて挫折してきたので(苦笑)、この夏休みに仕切り直し。再スタートさせたいと思っています。
ちなみに、親子の交換日記、面白そうだなーと思ったのは、偶然こちらの記事を読んだからです。先ほど改めて読み直して「やっぱり親子の交換日記を継続させたい」と決意を新たにしました。
絵本の音読
文字が読めるようになってお子さんは、今まで読み聞かせしてもらっていた絵本を音読してみましょう。
音読には
- 脳が活性化され、記憶力が上がる
- 読解する力や語彙力の向上
- 黙読の速度アップ
- モチベーションアップ
- ストレス軽減
- コミュニケーション能力のアップ
上記のような効果があるそうです。
小学生は夏休みの宿題に音読の宿題があるかもしれませんが・・・。
宿題意外でも、家にある小さい頃から読んでもらってきた絵本を自力で音読するのもいいですね。家に篭りがちな生活なので、声を出すことでストレス解消にもなりそうですね。

声のボリュームには気をつけましょう・・・
絵本マラソン
上記の絵本の音読や親子で読んだ本を夏休み期間を決めて記録に残してみましょう。
「ご褒美カード」を「絵本マラソンカード」として準備して、読んだ数だけシールをはっていきます。シールが増えれば子供のモチベーションも上がります。
上記のサイト、おしゃれなご褒美シールの台紙がたくさんあります!おすすめです。
たくさんシールが並んだ絵本マラソンカードを見返すと、親子共々夏休みの達成感を味わうこともできるかもしれませんね。
自分だけの図鑑作り
「集め」とつきますが、実際に採集・採取するのではなく、写真に撮って画像データを集めます。
基本的に家で過ごすことを前提としている今回の記事ですが、庭やベランダに出たり、人出の少ない早朝などの時間帯に近場にちょっと散歩行って意識してみると、普段気づかない野鳥や植物が意外と在ることに気づきます。
写真にとったら、家でネットや図鑑で名前を調べたり、種類や色など好きな分類でわけて自分だけの野鳥図鑑・植物図鑑ができます。

野鳥や植物に限らず、空の写真を撮りためて雲の形や色で分類するのも面白そうですね。
写真を撮る時は、他の人を勝手に撮影しないように気をつけましょう。
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