祝・卒乳!娘が1歳11ヶ月半でやっと卒乳した方法。

f:id:himiko76:20171124132655j:plain

 

こんにちは、ひみこです。

f:id:himiko76:20170920190919p:plain

 

今日は子供の卒乳の話です。

卒乳とは簡単にいうと、生まれてから飲み続けてきたお母さんの母乳を、子供が自発的にやめることを言います。

 

我が家には3歳息子と1歳11ヶ月(もうすぐ2歳)の娘がいます。

 

3歳の息子は、1歳になる前に親の私が「いや、もう少し飲んでもえぇんやで」と思うくらいあっさり自然と卒乳しました。

一方娘は、生まれた直後から徹底した哺乳瓶拒否で母乳のみで半年過ごし、離乳食が始まってもガッツリ飲み続けました。2歳目前になり、諸々を勘案して少し親主導の方法をとりつつ卒乳しました。そんなわけで今回の記事は

  • 仕事復帰で卒乳をさせたいお母さん
  • 卒乳する気配のないお子さんお持ちのお母さん
  • 卒乳させたいけど決断できないお母さん

が読むとちょっと参考になるかも・・・?

 

授乳をいつまで続けるべきか、これは本当に諸説あるし、母子の数だけ事情があって「これが正解!」というのがありません。

 

「◯◯までは授乳をすべき」というエビデンスもありますが、私は専門家ではないし、そういった話を目にするとだいたいのお母さんは心がざわざわするものです。(私もそう。)なので、今回の記事では我が家の娘の卒乳大作戦をご紹介します。

 

 

娘はこれで卒乳しました

f:id:himiko76:20171124072333j:plain

卒乳作戦1)まずは説得

娘は言葉が出るのも早く、結構言葉での意思伝達ができます。そんなわけで、まずそろそろ卒乳をうながそうと思った頃から言葉で伝えてみることにしました。

 

 

はーちゃん(娘)。
そろそろぱいぱい(おっぱいのこと)とバイバイしよっか?

 

 

だめ!バイバイしない!!

 

 

ぱいぱいなくなっても、ぱいぱいはいつも
はーちゃんの心の中にあるんやで?
(我ながら意味不明の説得)

 

 

ダメーーーーーー!!バイバイしない!!

ワーーーーーーーーー!!(大号泣)

 

 

うんうん、だよね。(苦笑)

娘、私の言ってることが理解できて、ぱいぱいの無い世界に絶望して泣いてました。

 

この「説得する」というのは言葉で行動を促すというよりは、授乳はずっと続くものではなく、いつか「やめる」ものなんだ、というのを娘に予告する意味でしました。

 

娘にとって授乳タイムはとても安心できる、大好きな時間のようなので、私が無理に引き離すのではなく、できるだけ娘の意思で決別して欲しいと思っていました。

 

娘も「いつかやめなきゃいけないこと」というのは理解したようですが、その話のあとむしろ「今のうちに飲んでおこう」と思ったのか、「失ってはいけない」と思ったのか、一時的に驚くような頻回授乳を要求してくるようになりました。もう新生児並み。(苦笑)

 

頻回に飲みすぎで3食のご飯食べられないし、私も1日の結構な時間拘束されて白目・・・。そして、作戦2に踏み切ります。

 

卒乳作戦2)1日の授乳回数をできるだけ減らす

f:id:himiko76:20171124072805j:plain

説得の結果、逆に頻回授乳を要求してくるようになりましたが、その後少しずつ授乳間隔をまた広げて、1日の授乳回数を徐々に減らして行きました。

 

要求してきたときに無下に断るのではなく「◯◯してるから、◯◯が済んだらね」と言って時間を稼いで、その後きちんと授乳するようにしました。

娘はどう思っているのかわかりませんが「自分は軽んじられている」とか「要求を無視される」という負の感情でできるだけ持たせないことに気をつけました。

 

そして、授乳した際には「そのうち、お母さんのぱいぱい、まずくなっちゃうかもしれないけど、はーちゃんのことは大好きだからね。」と予告しておいてから、作戦3を決行します。

卒乳作戦3)バイバイスキンクリームを使う

育児中のお母さんなら聞いたことがあるベビー用品メーカー「チュチュベビー」からこんなクリームが発売されています。

f:id:himiko76:20171123075611p:plain

バイバイスキンクリームという、保湿できるクリームで、舐めると苦い味がして誤嚥防止や指しゃぶり防止になるクリームです。

成分の99パーセント以上が食品由来成分でできており、残りが口に入っても大丈夫な苦味の成分で構成されているそうです。

 

 

公式サイトを見ると、

 

おしゃぶりの指や乳離れはじめのママのバストに

 

って書いてあるんですよね。
苦味で徐々に卒乳を促していくことができるようです。

娘が大好きな授乳タイムが、娘にとって苦い思い出になって終わってしまうのかな・・・とちょっと躊躇もありますが・・・およそ2年授乳して、諸々を勘案してクリームを使ってみることにしました。

 

バイバイスキンクリームの使用感・効果(娘の場合) 

バイバイスキンクリームの苦味はどの程度のものなのか

娘がクリームを口にする前に、まずは私が味見して見ました。誤嚥防止って言うくらいだから結構苦いのかなと覚悟を決めて、手の甲に薄く伸ばしたものをペロリ。

 

ほんのり苦い程度。

 

大人の味覚なら、苦くて顔が歪むような苦味ではありませんでした。

でも、幼児は本能的は防衛で「苦味」と「酸味」には敏感で苦手だと言う話を聞いたことがあるので、この程度で効き目があるのかもしれません。

 

実際娘がバイバイスキンクリームを口にしたときの反応

f:id:himiko76:20171124073132j:plain

私の味見を経て、実際に塗って、夜寝る前の娘の授乳の時に使ってみました。

ぱくっと口に含んだ瞬間に娘の眉毛がハの字になって「??」って顔になってました。とりあえず口を離して、再トライしたけどやっぱりすぐ口を離して

 

「のめない・・・」

 

と言ってシクシク泣いてました。その日はひとしきり泣いたら泣き疲れたのか意外とすんなり娘が寝ました。

夜中にいつも通り目が覚めていつもと同じように「おっぱいくーらーさい・・・」と娘が私を起こすのでいつも通り飲まそうとしましたが、クリームの苦味がまだ付いているので、一口くわえて

 

「やっぱりのめない・・・」

 

と言い残して、また寝ました。その日はその後朝まで寝ました。

ちょっとかわいそうなことをしたかな・・と心が痛みましたが・・・グッとこらえて様子見・・・。

 

翌日から一切「おっぱいくーらーさい!」がなくなった!

翌朝は普通に起きてきて、普通に過ごしていましたがいつもと違うのは、娘から「おっぱいくーらーさい!」と要求をしてこなくなりました。それまで毎日言ってきていたのがピタッと止まると何だか気持ち悪いような、寂しいような・・・。

 

お風呂に一緒に入って私の胸を見ても、欲しがることもなく、寝る前に飲む習慣になっていたのもピタリと止まりました。

 

1週間ほど経ちますが、完全に卒乳しました。

 

娘の場合はバイバイスキンクリームが卒乳成功へ効果テキメンでした

f:id:himiko76:20171124073117j:plain

そんな訳で1度の使用で、想像以上のパフォーマンスを発揮したバイバイスキンクリームでした。

段階をおって卒乳に向かうシナリオを想定していましたが、1回の使用で目的を達成して、本当にバイバイになりました。(←ちょっと寂しい)

 

世の中にはいろんな方法で卒乳した人がいるらしい

今回我が家は説得とバイバイスキンクリームで娘の卒乳を促しましたが、ネットで見ると面白い方法を卒乳を促している例があって面白かったのでちょっと紹介します。

 

matome.naver.jp

 

胸に絵を方法、実家の義姉が姪っ子を卒乳させるときに、怖い鬼の顔を描いたって言ってたな・・・(苦笑)

他にはからしを塗った、という猛者なお母さんもいたようです。からしは・・・子供も辛いし、お母さんの肌も心配・・・。(笑)

 

卒乳後の娘の変化

f:id:himiko76:20171124071839j:plain

 卒乳して、少し娘に変化がありました。主に3点。

一つ目は、飲まなくなって2日ほどの寝ぐずりがすごかったこと。これは眠い時に授乳をして入眠していたのに、それがないからどうやって寝ていいかわからなかったんだと思います。なだめてから「一緒にゴロンして(横になって)お布団かけて寝ようね」と説明すると、一緒に横になって寝ることができました。

 

二つ目は、夜通し寝るようになったこと。寝ぐずりもなくなった卒乳して3日目くらいから入眠したら、朝までぐっすり、むしろ一番お寝坊さんになりました。(笑)

これまで2年は夜中と明け方で、2〜3回は、起きて「おっぱいくーらーさい!」と言われていたので(苦笑)、私も2年ぶりくらいに夜通し寝ることができました。

 

三つ目は、娘がしっかりご飯を食べるようになってきました。授乳があると思ってか、娘は食事にあまり興味がない感じでしたが、やはり授乳がないとお腹が空くのだと思います。三食まぁまぁしっかり食べるようになりました。

 

二つ目と三つ目は卒乳したメリットだったかなーと思います。

まとめ

はい、ということで今回は我が家の娘の卒乳について書きました。息子のときには悩んだことがなかったことなので、楽しくもあり、悩ましい問題でした。

 

職場復帰するお母さんが多い時代なので、だいたい1歳になることには卒乳をするのが多いのかなーというイメージを持っているので、娘を産んだ頃は、この子への授乳が2歳目前まで続くとは思っていませんでした。(笑)

 

混合にしてくても、哺乳瓶を徹底的に拒否られて、仕方なく胸を差し出すと勝ち誇ったようにグイグイ飲んでたこともあったし、どうしても私が服薬をする必要があって娘の飲みたい時間帯の授乳を控えなくてはいけなくて、激怒されたこともあったし・・・

 

出先のお店の中で「おっぱいくーらーさい!」って絶叫されて恥ずかしいこともあったなぁ・・・(笑)

 

そのうち、娘が自分で絵本を一冊持ってきて一緒に読んだりしながら授乳したり、一緒にそのまま昼寝したり・・・

 

苦労あり、楽しみありの、約2年間の授乳タイムは振り返れば幸せな時間でした。

(・・・ただ拘束時間が膨大・・・(苦笑))

 

完母、混合、完ミ、どの方法で育て、どんな方法で卒乳するかは親子の数だけあるんだなーと、我が家の二人の子供の卒乳を体験して思いました。

 

息子は1歳前に自然の卒乳したけど、娘は約2年飲み続け私が促して卒乳したわけですが・・・娘はどう思ってるのかな・・・

 

まずくなって、おかんのおっぱいオワコンw

 

って思ってんだろうか・・・(笑)

答えはわからないけど、卒乳したのでこれからは授乳ではないスキンシップ、コミュニケーションを増やして、子供達と接していこうと思います!

 

今回も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

 

 

 

コメント