バレットジャーナル入門書!『「箇条書き手帳」でうまくいく はじめてのバレットジャーナル』 読了

バレットジャーナルブックレビュー 愛用品

こんにちは、ひみこです。

手帳の記事を何個かあげているので、ご存知かもしれませんが、手帳が好物です。

私のジブン手帳のIDEAは「なんでも書くノート」

f:id:himiko76:20171016154819j:plain

今年もジブン手帳を使っていますが、日常手元に置いて使っているのは、DIARYとIDEAの2冊です。どのように使っているかというと・・・

【DIARY】は、マンスリーでスケジュール管理と、バーチカルでライフログを記録しています。他、ガントチャートを習慣記録に、各種リストが気が向くと書いています。

【IDEA】は、DIARYに収まらない全てを受け止めるノートになっています。

私のジブン手帳IDEAのベースは、奥野宣之さんの「情報は1冊のノートにまとめなさい」という本

私がIDEAにDIARYに収まらないあれこれを書く時のベースの考え方になっているのがこの本です。

リンクの本は2013年発行の完全版ですが、多分2008年頃にこの本のプロトタイプとなる同名の本が発行されていて、私はそれを当時読みました。

ものすごく簡単に内容を紹介すると、普通のノートに日々の行動記録や自分の気持ち、日常のタスクや仕事のアイデアなど、内容で分類せずノートに時系列に記録します。誰かに見せるわけじゃないから、綺麗にかけなくてもOK。

とにかくなんでも書く、なんでも貼るスタイルのノート術です。そしてあとで自分で見返すことができるようにレファレンスできるようにするのがこのノート術の肝です。

手帳術の本はあれこれ当時から出ていましたが、色ペンを使い分けで綺麗に書いたり、細かいルールを決めて書く方法が私には向いてないなと感じていた頃だったので、この気負わずになんでも書いていくスタイルのノート術はかなり新鮮でした。
この「1冊なんでもノート術」は私の性分にあっていたようで、その後スタイルを変えながら、手帳になったり、ノートになったりしながら私の生活の定着しています。
そんなわけで私にとっては、長い間お世話になっている1冊です。
この「情報は1冊のノートにまとめなさい」のスタイルが現在使っているジブン手帳のIDEAの使い方のベースになっています。

そして現れた「バレットジャーナル」という黒船(笑)

f:id:himiko76:20171016154929j:plain

このなんでも1冊にまとめる手帳スタイルを続けている一方で、ここ数年「バレットジャーナル」という手帳活用術をよく耳にするようになりました。
海外発の手帳術で、知った当初は日本語で詳しく解説されているサイトや本はあまりありませんでした。
その後、だんだんとインスタグラムなどのSNSで「バレットジャーナル」という単語を見かけることが増えてきました。そこで披露されているバレットジャーナルは、枠線を自分で引き、おしゃれな装飾文字やイラストで飾られていました。
ひみこ
ひみこ

わー面倒そう!私には無理だ・・・・

と、ズボラな私は思ってしまって、それっきりバレットジャーナルについて調べてみたり、やってみようと思いませんでした。(苦笑)
私は手帳は好きですが、行動管理や目的達成のためのツールでありパートナーだけど、それを0から作り上げるまでの情熱はありませんでした。
多分そういう適性がない。自分が納得いくものを作ろうとすると、大切な手帳の中身がおろそかになると思ったのですね。(←なんでも形から入るタイプなので。(笑))

バレットジャーナルへの誤解をといた本「ちいさなくふうとノート術」

そんなときに、偶然に私のバレットジャーナルへの誤解をとく1冊の本と出会います。

ツイッターにもいらっしゃる二児の母Marieさん(@marie__100 )の著書です。

最初は二児の母の手帳術というところに興味を持って読みはじめましたが、読み終わって私の「バレットジャーナル」への誤解がとけました。(笑)本来のバレットジャーナルは・・・
 
箇条書きで日々のタスクを管理するノート術
ということを知ることができました。
装飾を美しくしてこそのバレットジャーナルではなく、シンプルな箇条書きで、書き手の都合で、書く量や内容に制限をする必要なくタスク管理でき、検索性もある効率的な手帳術が本来のバレットジャーナルでした。
ひみこ
ひみこ

・・・あれ、これ、バレットジャーナルって言葉を使ってないだけで、私がやってたことと似てないか?

と思ったら、この本の中で「情報は1冊のノートにまとめなさい」のことに触れていて、納得!
少し使い方は違うけど、私が長らく使ってきた「1冊なんでもノート術」と「バレットジャーナル」は何か相性が良さそうで、急に親近感が湧きました。
この「ちいさなくふうとノート術」は、著者のMarieさんがが二児の母として日々のタスクをこなしながら、自分のしたいことにも取り組むために、手帳を試行錯誤して使いながらタスク管理をしていく内容です。
まさに、家事、育児だけの生活から、書道に復帰していっぱいいっぱいになっている頃に読んで、共感と感激で、読み終わって速攻で5つ星レビューを書きました。(笑)

f:id:himiko76:20171016155843p:plain

(実際に書いたレビュー(笑))

 レビューにも書きましたが、人の数だけ手帳の使い方はあるので、丸ごとマネをするのではなく、いいと思う方法を参考に、自分なりに使い込んでいくのが一番いい方法だと思います。
今ではこの本は「手帳をどうしようかな・・・」とちょっと考えるときに繰り返し読むバイブルになっています。

私の手帳にバレットジャーナルの要素が加わってきた結果・・・いい感じ♪

f:id:himiko76:20171016155135j:plain

それから、私自身もジブン手帳のIDEAの方を書くときに、文章で長々と書いていたことを箇条書きで書いてみたり、KEYを取り入れてみたりバレットジャーナルを意識して使うようになりました。
バレットジャーナルを意識して手帳を書くと、手帳にたくさん書くことはあるのに、手帳に向かっている時間は短めになった印象があります。以前は時間管理のために手帳に向かっている時間が長くて、楽しくはあるけど、効率的にはどうなのかな・・・と思っていた点が改善したように思います。
 そんなバレットジャーナルへの誤解をといてくれたMarieさんが、今度はKindle本ではなく書籍を出版されることを知り、速攻で予約購入しました。手元に置いておきたいと思ったので、Kindle本ではなく書籍で注文しました。

「箇条書き手帳」でうまくいく はじめてのバレットジャーナル 読了!

・バレットジャーナルができた背景を詳しく知ることができてよかった

・コレクションアイデア集の中の「コーピング」の効果を初めて知った!近いうちにコーピングリスト作る!

・あ、Marieさんも書くだけじゃなくて、貼りまくりなんだ!(私のIDEAは、本当になんでも貼りまくり、子供のスクールの献立表も遊びに行った入場券もなんでも貼りまくり。

・・・などなど。
1冊なんでもノート的な手帳術を、長らく続けてきた私ですが、今回の本でもいろんな発見があり、あとで読み返そうと思ったところは、付箋を貼って読みました。

「ちいさなくふうとノート術」は、試行錯誤の過程を知って自分の手帳をどう作っていこうかな、という参考になるに対して、今回の「箇条書き手帳でうまくいく」の方は、バレットジャーナルで手帳やノートをうまく活用出ていく方法が具体的にわかりやすく説明されています。
・今まで手帳が続かなくて挫折してるけどやっぱり手帳をうまく活用したい人
・バレットジャーナルは何をどう初めていいか具体的に知りたい人
・今の手帳とのお付き合いの仕方に悩んでいる人今の手帳と倦怠期を迎えている人
などには、入門書として非常におすすめです
もちろん、私のようになんとなくバレットジャーナル的なことをすでにやってきた人にも、あたらめて本来のバレットジャーナルの狙いを知って今までの活用方法を見直したりするのにもいい機会だと思います。

まとめ

はい、ということで今回は手帳関連の本の話題でした。
Marieさんの本のレビューとして書こうと思って書き始めましたが、私のバレットジャーナル遍歴、私のMarieさん崇拝(笑)な記事になってしまった感・・・。
SNSや手帳本で手帳関連の情報色々入手できますが、やっぱりビジュアル的に美しい手帳が多く紹介されていますよね。文字ばかりの自分の手帳が面白みがないと感じてしまうことが私も時々あります。多分手帳を活用したいけど続かない人には、そういう人多いんじゃないかなと思います。
ビジュアル的に綺麗に書かなくても、何を書くか、書いたことをどう扱うかが、手帳を活用する本当の意味だと思います。
手帳がうまく活用でき始めると、手帳は自分の行動や目標を後押しししてくれ、その記録を残してくれる有能な相棒になってくれます。
Marieさんの本を読むと、手帳やノートを気負いなく活用できる方法が見つけられます。そして手帳やノートを自分の相棒、秘書としてとしてどう使っていこうかな、とワクワクできると思います。
私も今の手帳の活用の仕方で満足していないので、まだまだ試行錯誤が続きます。
今回の本を読んで、私もまたワクワクしてきたので、ジブン手帳とバレットジャーナルをより融合させて活用する方法を考えて、またブログでも紹介してみようと思います。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!!

コメント