こんにちは、ひみこです。
出産祝いの記事を少し前に書きました。
参考になったとお声をかけてもらったりして、ちょっと人のお役に立てたのかな、と嬉しく思っています。
で、前回のその記事を書くときに一緒に書こうかと思ったものがあったんですけど、あえて別に書くことにしたものがあります。それがこれ。
本場フィンランドから届くベイビーボックス
出産準備をしたことがある人ならご存知かもしれませんね。
しかも、ムーミン柄!!可愛い・・・。
ベイビーボックスは、妊娠した女性にフィンランド政府が配布する箱です。中には、妊娠期から生まれてくる子供が9ヶ月になる頃までに必要な衣類とお世話グッズが50点ほど入っています。また、衣類とお世話グッズが入っていた箱はベビーベッドとして赤ちゃんを寝かせる場所になります。
なぜベイビーボックスを前の「もらって嬉しい出産祝い」の記事にあげなかったというと理由は二つあります。
一つは、私自身が実際にはいただいたことがなかったため。記事には自分の経験を踏まえて書きたかったからです。
もう一つの理由は、このベイビーボックスは、産後に贈る「出産祝い」として贈るのではなく、本場のフィンランドと同じように妊婦さんが出産準備をする時期に受け取るべきモノだなと思ったからです。
「出産準備」とか「無事に出産を迎えて可愛いベビーに会えますように」という願いを込めて贈るギフトになればいいなと思ったからです。
では、前置きは長くなりましたが、ベイビーボックスについて詳しく見てみましょう。
ベイビーボックスの歴史
ベイビーボックスの制度がフィランドで始まったのは1938年。当時のフィンランドは、乳児死亡率が6%超えの高水準だったそうです。
その高いの乳児死亡率を改善すべく、政府が貧困層の妊婦さんに配り始めたのがベイビーボックスです。その後、全ての妊婦さんへもベイビーボックスの配布がされるようになりました。
ベイビーボックスは妊婦健診を受けた妊婦さんに配布するため、妊婦健診を受ける妊婦が増え、その後の出産、育児に関する指導も行われる機会が増え、乳幼児の死亡率が年々低下していったそうです。
現在、フィンランドの乳児死亡率は世界最低水準まで低下しています。
フィンランドでそういった歴史を持った、ベイビーボックスは現在では日本でも購入できるようになっています。
日本でも買えるベイビーボックスのここがすごい
1)フィンランドから直送
フィンランドの制度を真似て日本で作った商品ではなく、ベイビーボックスの本場から安全で品質のいいベビー用品が届きます。
2)安全性と品質が良い
赤ちゃんに使うものは、安全なものを安心して使いたいですよね。ベイビーボックスに入っている製品は全てEUの化学物質に関する規則に基づいて厳しく検査されていて、有害な物質は一切入っていないそうです。
また、赤ちゃんの衣類は繰り返しよく洗濯をしますが、そういった使用環境に耐えうる耐久性のものが厳選されています。
3)かわいいムーミン柄!
北欧ブームでフィンランド発のムーミンが好きな人も多いのではないかと思います。
本場フィンランドから直送されるベイビーボックスの製品は、シンプルモダンな北欧デザインにムーミンが取り入れられています。ムーミンは男女問わず使えるキャラクターで使う人を選びませんね。
4)サイズと使用時期をカスタマイズできる
子供が9ヶ月になる頃までに必要なものが一式揃ってはいるけど、季節と月齢の組み合わせで活用できないものもあるのでは・・・?
と気になるところですが、このベイビーボックスのすごいところは、中身をカスタマイズできるところです。
注文をするときに「冬の一番寒い時期に赤ちゃんは何ヶ月ですか?」「冬の寒時期は、どのくらいの寒さですか?」という選択肢があるので、それに答えると、届く人に最適な月齢と季節、地域の組み合わせのベビーボックスが届きます。
あー・・・欲しかったなぁ・・・。
私は上の子の出産準備で子供用品をある程度揃えた頃にこのベイビーボックスの存在を知って、「もう少し早く知っていれば・・・!!!」と思ったのをよく覚えています。(苦笑)
嬉しいのは、デザインが男の子でも女の子でも使える点もいいなーと思いました。うちのように男女の兄妹で生まれても使い回せて経済的です。(笑)
(・・・でも本場のフィンランドは妊娠ごとに支給されるから使い回しを考えなくていいのか。羨ましい!!(笑))
ベイビーボックスはどんなものが入ってるの?
ベイビーボックスが素敵なものだということはわかっていただけたかと思います。
では、具体的にどんなものが詰め込まれているのでしょう?販売サイトで確認してきました。
(販売サイトのスクリーンショットです。)
ベビー服とお世話セット中心ですが、中には「洗えるブラパッド」など、産後のお母さんもすぐに必要になるものが一緒に入っています。(母乳の生産が安定しない時期は、洗えるブラパッド、ないと大変・・・本音言えばもう少し枚数入っててもいいと思うわ・・・)
冬が長い北欧規格で選定されているからか、防寒アイテムが多い印象ですが、このあたりは注文をする際にカスタマイズできるので安心ですね。
さらに、サイト内の「よくある質問」を読んでみたら、メールのやりとりでより細かいカスタマイズもを受けてくれる場合もあるそうなので必要に応じて問い合わせしてみてください。
ありがたいなぁ・・・。(利用したい・・・。赤子を産む予定がもうないが・・・)
出産準備であれこれ購入品リストを作って、細々買い物するのも楽しいのは楽しいんですけどね・・・結構大変な作業です。
なので、出産準備の最初でこれを一箱、どかーん!と購入してからもう少しこれはあったほうが良さそうだな、というものを買い足すと効率的に出産準備できるだろうな、と思います。
価格的にも、これだけの寝具に衣類を個別に揃えたら、もっとコストもかかるんじゃないかな(私の私見ですが。)と思うので、経済的にも効率的だと思います。
まとまった金額を見ると若干お高め(オリジナル版54000円、ムーミン版69000円)ですが、品数の多さとその内容、自分で全て選定して揃える手間を考えれば、妥当なコストだと思います。
ベイビーボックスを贈る際の注意点
ベイビーボックスがすっばらしいものであることはわかっていただけたかと思います。
誰かにベイビーボックスを贈ろうと思ってこの記事を読んでくださってる人もいると思います。贈る際に気をつけたいこともご紹介しておきますね。
注意点1)贈る時期に注意
ベイビーボックスは赤ちゃんが生まれてすぐから必要になるものが入っています。一般的には出産前にそういった必要なものは買い揃えますので、無事出産の報告を聞いてからベイビーボックスを出産祝いとして贈るのは遅いです。
かといって、産前に「出産祝い」として贈るのも・・・万が一がないとも限りません。
私が考えるベイビーボックスを贈るベストの時期は、妊婦さんが安定期に入る5ヶ月頃・・・妊婦さんも心身ともに落ち着いて出産準備に本格的に着手する頃です。
注意点2)妊婦さんの意向は確認した方が無難です
とても素敵なベイビーボックスなので、サプライズで贈って喜ぶ顔を見たい!と思うかもしれませんが、出産準備は妊婦さんの妊娠中の楽しみの一つでもあります。1点、1点自分で吟味したい。という妊婦さんもいると思います。
自分で吟味したものを一式準備したのに、ベイビーボックスでもう一式いただくと・・・嬉しいけどさすがに持て余しそうです・・・。
ベイビーボックスを贈りたいな、と思ったら「こんな素敵なものがあるから、ぜひプレセントしたいんだけど、いいかな?」と確認した上で贈ると喜ばれると思います。
ベイビーボックスは、出産準備をする頃に「出産準備応援」「安産を願って」とかそういう名目で贈るのが、妊婦さんの出産への不安やプレッシャーを軽減できると思います・・・。
番外編:幼児用のベイビーボックスができてる!!!
ここまで生まれてから9ヶ月頃までのベイビーボックスの紹介をしました。
書きながら「なぜ私は自分の子供の出産準備の時にこれを買わなかったのか」と、何度も思いました。(苦笑)
ところがです・・・販売サイトを隈なく見て気づいたのですが、なんと
というベイビーボックスも取り扱いしているようです。
子供の身長、性別、住んでいる地域を入力して注文すると、今ならこの秋シーズンから着れる服が詰まった箱が届くそうですよ。
対象にとなる年齢やサイズは特に明記がないので、注文時身長を入力することで柔軟に対応してもらえるようですね。
しかも、衣類のみでお世話グッズなしなのでお値段も36900円と新生児用にベイビーボックスより気軽に購入できそうです。
・・・私、1歳の娘の服をこれで購入してみようかと本気で考えております・・・。(笑)
まとめ
今回は自分がもらって嬉しかった出産祝いの記事で紹介できなかった、フィンランドから直送される「ベイビーボックス」について書きました。
ベイビーボックスは北欧デザインのシンプルで可愛い感じも魅力ですし、フィンランドの高いホスピタリティのイメージからも、赤ちゃんを迎える人にはいい贈り物になるのではないかと思います。
もちろん、自分で出産準備のために購入するもよし!とてもう効率よく準備をすすめることができます。妊娠中、安定期に入って心身ともに少し落ち着く頃にはお腹も出てきて買い物に出回るのも大変ですしね・・・。
そして、自分が妊婦の時代にはベイビーボックスを買いそびれた私のような人には、幼児用のベイビーボックスもありました!私は本気で購入検討してます。
購入したら記事にしますねー。
長い記事になってしまいました。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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